WindowsデスクトップパソコンのLANポートの調子が悪かったり、壊れてしまう事は稀に起こります。
LANケーブルを変えてもインターネットに接続出来なかったり、デバイスマネージャーでLANポート上に?マークが表示されていたり、そもそもデバイスマネージャー上に表示されていなかった場合にはLANポート(チップの場合も)が壊れている可能性が高いです。
そこで、このようにWindowsのデスクトップパソコンのLANポートが壊れてしまった場合には、新たにLANボードなどを増設する事で再度LAN接続させる事が出来るようになります。
そこで、WindowsのデスクトップパソコンのLANポートが壊れた(調子が悪い)場合の解決策を解説します。
LANポートが壊れた場合の解決策
LANアダプターをマザーボードに取り付ける方法
デスクトップパソコンのマザーボード(基盤)上には、拡張スロットが備わっています。マザーボードの大きさ(規格)によって、拡張スロットの数は変わってきますが、最低でもPCIe 3.0 x 16が1スロットは備わっているはずです。(画像上のスロットは、PCIe 3.0 x 1です)
そこで、この拡張スロットにLANアダプターを増設させる事で、今使用しているデスクトップパソコンのLANポートを増やす事が出来ます。
そして、増設したLANポートに今まで使用していた有線LANケーブルを接続するとインターネット接続が再度出来るようになります。
USBポートにLANアダプタを取り付ける方法
デスクトップパソコンの拡張スロットにLANアダプタを増設するのが不安だったり、自信が無かったり、そもそも、拡張スロットが埋まって物理的に増設出来ない場合には、USBポートに接続するタイプのLANアダプタがあります。
USBポートに空きがあれば、この有線LANアダプターをUSBポートに挿し、ドライバをWindowsにインストールすると、今までみたいに有線LAN接続が出来るようになります。
デスクトップパソコンのUSBポートに、この有線LANアダプターがぶら下がるような形になるので煩わしく感じる場合もありますが、背面側のUSBポートに挿せば目立たないので煩わしさが無くなるでしょう。
USBポートにWi-Fi(無線LAN)子機を取り付ける方法
Wi-Fi(無線LAN)ルーターを使用している環境であれば、敢えて有線LAN接続させずに無線LANでWi-Fi(無線LAN)ルーターに接続し、インターネットに接続させるようにする事も出来ます。
デスクトップパソコンの場合、無線LANの機能を内蔵していない事が多いのでその場合は、無線LAN子機を増設させる方法で解決できます。増設させるのは非常に簡単で、USBポートに無線LAN子機を挿すだけです。
有線LANと比べて無線LANだと転送速度が遅いという問題がありますが、Wi-Fi(無線LAN)ルーターが11acに対応していたら、転送速度の遅さを感じるような事はほぼ無いでしょう。
もちろん、接続するための無線LAN子機側も、11acに対応しているタイプを選ぶ必要はあります。
まとめ
WindowsデスクトップパソコンのLANポートは、稀に調子が悪くなったり、壊れてしまう事があります。
その場合は、
- LANアダプターをマザーボードに取り付ける
- USBポートにLANアダプターを取り付ける
- USBポートにWi-Fi(無線LAN)子機を取り付ける
これら3つの方法で再度、デスクトップパソコンをLAN接続させるように出来ます。自分のスキルやパソコンの使用環境によって、一番最適な方法を選択してみて下さい。
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