2020年6月11日にデジカメなどの画像データから、簡単にフォトムービーが作れる「デジカメde!!ムービーシアター」の最新バージョン8がソースネクストより発売されました。
自分は、「デジカメde!!ムービーシアター」のバージョン7を使用しているのですが、ちょうどこのタイミングで新しいWindows10パソコンに「デジカメde!!ムービーシアター」をインストールしなおし、ライセンス認証もしなおしました。
そして、「デジカメde!!ムービーシアター7」起動後、当然のようにバージョン8へのバージョンアップの案内が表示されるのですが、現段階でバージョンアップをする気が無いので×で案内ウィンドウを閉じると同時に強制終了してしまうようになりました。
一応、このような症状で悩んでいる方や早急にフォトムービーを作らないといけない方のために、現段階で強制終了するのを一時的に解決する方法を解説します。
追記 2020/07/19現在も同様の現象が発生しています。
「デジカメde!!ムービーシアター7」が強制終了するタイミングや原因は？
上記画像のように、「デジカメde!!ムービーシアター7」を起動させるとバージョン8へのバージョンアップ・サービスのお知らせ画面が強制的に表示されます。
この案内画面の×や詳細ボタンをクリックすると、「デジカメde!!ムービーシアター7」が強制終了するので、編集画面などの操作が出来ない状態になります。
「デジカメde!!ムービーシアター7」が強制終了した時にWindows10のイベントログに記録されていたエラーログ内容です。
障害が発生しているアプリケーション名: MTheater7.exe、バージョン: 7.0.3.0、タイム スタンプ: 0x5c73c7ee
障害が発生しているモジュール名: Snrm.dll、バージョン: 1.0.13.2、タイム スタンプ: 0x53ba2f68
例外コード: 0xc0000005
障害オフセット: 0x0001e891
障害が発生しているプロセス ID: 0x3814
障害が発生しているアプリケーションの開始時刻: 0x01d64fac2559c2b7
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\Program Files (x86)\CreoApp\MTheater7\MTheater7.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\Program Files (x86)\CreoApp\MTheater7\Snrm.dll
イベントログに記録されている「Snrm.dll」が、強制終了を起こしている原因のようです。この「Snrm.dll」が何の役目をしているのかネットで探してみたら、どうやらライセンス認証の照合の役目をしているっぽいです。
その認証の段階でエラーを起こして、「デジカメde!!ムービーシアター7」が強制終了しているようです。
「デジカメde!!ムービーシアター7」が強制終了するのを一時的に解決する方法
起動時にインターネット接続を切断する方法
「デジカメde!!ムービーシアター7」を起動する時に、インターネット接続を切断すると強制終了する事無く、また、バージョンアップ案内が表示される事無く、正常起動します。
有線接続でインターネット接続しているなら起動前にLANケーブルを抜いたり、一時的にLANプロパティから接続を無効にしたらいいです。
また、無線（Wi-Fi）接続しているなら、一時的に無線（Wi-Fi）接続を切断して「デジカメde!!ムービーシアター7」の起動確認後、インターネット接続したらいいです。
新しいアカウントを作成する方法
Windows10で今使っているアカウントではなく、新しくローカルアカウントを作成すると、そのアカウント上ではインターネット接続していても、「デジカメde!!ムービーシアター7」は正常起動します。
まとめ
「デジカメde!!ムービーシアター」のバージョン8が発売されると、前バージョン起動時に、バージョンアップ案内画面が表示されるようになり、その案内画面を閉じると「デジカメde!!ムービーシアター」自体が強制終了するようになりました。
現段階で、メーカーのサポートとやり取りをしている途中ですが、どうしてもそのやり取りに時間が掛かっており、根本的な解決策はまだありません。
急いでフォトムービーを作らないといけない場合には、非常に困った事なので、もし、自分と同じように「デジカメde!!ムービーシアター」自体が強制終了する場合には、今回解説した内容で一時的にでも強制終了するのを回避してみて下さい。
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