打鍵感が気持ちのいいメカニカルキーボードですが、気持ちのよさのあまり一番下までキーを押してしまうと、「コーン」や「カーン」など底打ち音が気になる事があります。
あまりカチャカチャと音を出せない環境で、メカニカルキーボードを使っていると、うるさいと思われてしまう事も。
それでも、キーの打ちやすさやなどからメカニカルキーボードを使いたいなら、メカニカルキーボードの静音化が必要となってきます。静音軸を採用したメカニカルキーボードもありますが、底打ち音はどの軸でもするのでは。
最低、メカニカルキーボードを使用する上で底打ち音を静音化出来れば、かなり静かで使いやすいメカニカルキーボードになります。そこで、メカニカルキーボードのうるさい底打ち音を静かに出来る、静音化リングを紹介します。
キーボードの底打ち音を静かにしてくれる静音化リング
メンテナンス工具 キーキャッププーラー、クリーニングブラシ各2個付き セット O-Ring
Cherry MX軸対応となっていますが、基本的にはMX軸互換のスイッチにも対応しています。
作りは単純にシリコン製のリングとなっていて、大体厚みが約1mm程度。
このシリコンリングがキーを押したさいに、底に当たった時に鳴る底打ち音を軽減してくれます。たったこれだけので物ですが、メカニカルキーボードの底打ち音を静かにするには大活躍してくれます。
静音化リングをキー軸への取り付けは簡単
静音化リングを取り付けるのは非常に簡単で、メカニカルキーボードからキートップを引き抜き工具を使って取り外し、スイッチがはまる+字部分の周りに静音化リングをはめ込むだけです。
写真のように、静音化リングをキートップにはめ込んで、元のキー部分に戻すだけの簡単取り付け。
静音化リングをキートップに取り付けるのは非常に簡単ですが、キートップを外す作業が意外と手間です。
写真のメカニカルキーボードは、ASUS ROG「STRIX SCOPE TKL」ゲーミングキーボードの赤軸です。
キーボード天板部分がアルミ合金で、底打ちすると底打ち音が大きい部類に入るので、静音化リングを付けて静音対策するにはうってつけのゲーミングキーボードです。
メカニカルキーボードに静音化リングを付けて変わったこと
メカニカルキーボードの底打ち音が静かに
元々、メカニカルキーボードの底打ち音対策として、静音化リングを付けるのでこの底打ち音が静かになることは、大前提条件ですね。
底打ち音がするまでキーを押し込まなければ、本来ならそこまで音が気になることは無いかもしれませんが、どうしても力が入ってしまう場面などは、意外とキーを一番底まで押し込んでしまっているものです。
そんな時の底打ち音が相当軽減されるので、静音化リングによる底打ち音対策はかなり有効です。
メカニカルキーボードのストロークが短くなり、高速タイピングが可能に
静音化リングを付ける事で、1mm程ストロークが短くなり、キーを押した後の戻りが早くなる分、高速タイピングが可能になります。
タイピング速度が早くなれば、その分キーボード入力時間が短縮されるので、しいてはパソコン作業の時短にもつながります。
参考記事 ブラインドタッチが出来るようになるメリット!そして、少しでも早くなるためのコツ!
まとめ:メカニカルキーボードの底打ち音対策には静音化リングがオススメ
メンテナンス工具 キーキャッププーラー、クリーニングブラシ各2個付き セット O-Ring
メカニカルキーボードで文字入力をしていると、いかにもキーを押していますよという心地よい打鍵音が一つの魅力ではあります。しかし、キーを底部分まで押し込んだ時に鳴る底打ち音は、意外とうるさく感じてしまう場合も。
このメカニカルキーボードの底打ち音を静かにするには、静音化リングを付けて底打ち音対策をするといいですよ。思わず力強くキーを押してしまった時の底打ち音が軽減されるだけでは無く、キーのストロークが短くなる事で、高速タイピングが出来るようになる副作用もあります。
最終更新日:2023/04/01
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