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Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280のレビュー!OSやアプリの起動が爆速に

Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280のレビュー 自作パソコン

最近のパソコンのOS起動ディスクとして、SSDが多く使われるようになってきました。
そんなSSDの中でも転送速度が速い接続方式のM.2 SSD。

M.2 SSDの選択肢の中でも転送速度がさらに早いと噂されている、「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」にWindows10をインストールしてみましたが、インストール作業も非常に早く終了して、噂にたがわぬパフォーマンスを見せてくれました。

そんな、「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」のレビューです。
今現在(2019年9月時点)では、上位バージョンの「Samsung SSD 250GB 970 EVO M.2 Type2280」が販売されています。

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Samsung SSD 960 EVO M.2 Type2280

執筆当時、販売されていた「Samsung SSD 960 EVO M.2 Type2280」シリーズの容量別ラインナップは、

  • 250GB
  • 500GB
  • 1TB

の3種類が販売されていました。
その中でも今回、容量250GBモデルを選択しました。

現在(2019/09時点)では、さらに最新モデルの「Samsung SSD 970 EVO Plus M.2 Type2280」が販売されて、コスパに非常に優れています。

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V-NAND、Phoenixコントローラ、Intelligent TurboWriteテクノロジーを搭載したSamsung NVMe SSD「970 EVO Plus」

M.2 SSD 基盤

Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280の基盤

パッケージを開けると、「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」が。
2.5インチSSDなどと比べても非常にコンパクトなサイズで、NVMe対応のM.2になっているので接続部分の端子右側から5ピン、その隣には切り欠きがあります。

SATA M.2 SSDの接続部分とは、形状が違うのでもし購入予定の方はマザーボードなどがNVMe対応のM.2になっているか、しっかりと確認して下さい。

M.2 SSD 裏面

Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280の裏面

表面と違い裏面には、メモリセルやコントローラーなどは無いみたいです。

 

マザーボードのM.2 部分に接続

Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280の取り付け

このように切り欠きを合わせて接続します。
ノートパソコンのメモリの抜き差しに似ています。

ただし、固定するにはマザーボードに付属のネジがあるので、それを使ってマザーボード上の固定部分にネジ止めします。

この「Samsung SSD 960 EVO M.2 Type2280」シリーズは、負荷がかかったさいの発熱がスゴイという事です。

基板上のメモリセルやコントローラーチップの放熱処理をしておいた方がいいです。

チップの上に貼り付けるタイプのヒートシンクです。

M.2SSD全体を覆うような形で貼り付けるヒートシンクです。
先程のヒートシンクよりも大きいので冷却能力は高そうですが、基板上のすべてのチップの高さが合わないと、上手くヒートシンクと密着させる事が出来ないかもしれません。

 

ベンチマーク結果

Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280のベンチマーク

「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」のベンチマーク結果です。

測定環境
CPU Intel CoreI5 7500
マザーボード ASUS STRIX B250I GAMING
メモリ DDR4 4GB

カタログスペックとして、シーケンシャルの場合 読み出し3,200MB/s 書き込み1,500MB/sとなっていますが、かなりそれに近い数値が出ています。

読み込み速度もそうですが、書き込み速度も速いのでWindows10のOSインストール作業が10分以内で終わったはずです。(USBフラッシュメモリ使用)

 

発熱具合

Double-decker heatsinkの冷却性能

先程のベンチマークをした時の「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」の発熱具合です。
44℃を示しています。

ヒートシンクにファンからの風が当たってこの温度なので、もしヒートシンク無しだったらどれ位まで上がっているのでしょうか。

ただし、この温度はパソコンケースの形状やエアフロー状態など個々でだいぶ差が出ると思うので、「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」の発熱温度が高い状態ならヒートシンク貼り付けは必須になるでしょう。

 

総書込み量1TB超えした後のベンチマーク結果

Sumsun M.2SSD EVO 960のベンチマーク結果

使い始めてから、総書込量が1TBを超えたので再度ベンチマークを取ってみました。
総書込量が1TBを超えてから、ベンチマークの結果が悪くなったとネットでは書込みがあったのを見ていましたが、4Kの書き込み以外はベンチマークの結果が良くなるという結果に

ベンチマークが良くなった結果として使い始めの頃から、「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」のファームウェアのアップデートがあり、現在(2018年12月時点)は「3B7QCXE7」になっています。

このファームウェアのアップデートが好影響となり、ベンチマークの結果が良くなったのでしょう。

 

約1年使用後の総書込み量

約1年使用した「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」の総書込み量

約1年使用した「Samsung SSD 250GB 960 EVO M.2 Type2280」への合計書込みバイト数です。
約1年間で書き込んだ容量は、5.9TBの表示になっています。

このSSDの書き込み保証は、100TBWなので10年使用しても約60TBWと予想出来るので書込み保証を超える事は無さそうです。
ちなみに、1年間毎日約4~6時間の使用で、動画をストリーミングで観て、画像編集や動画編集も行っている状態です。

SSDはOS・プログラム起動用ドライブとして使用し、データ保存用に別途HDDを使用している環境です。

Seagate製 BarraCuda 4TB容量のHDD ST4000DM004のベンチマーク結果やレビューなど!
最近では、パソコンのOSやプログラムの起動ドライブとしてSSDを搭載したパソコンも多く販売されたりしていますが、まだ、記...

 

まとめ

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V-NAND、Phoenixコントローラ、Intelligent TurboWriteテクノロジーを搭載したSamsung NVMe SSD「970 EVO Plus」

M.2SSDをOS起動用として使いたい場合に、Samsung SSD 960 EVO M.2 Type2280シリーズは非常にM.2SSDの中でも転送速度も速く、販売価格も考えたら今現在、コストパフォーマンスに優れたM.2SSDです。上位バージョンのSamsung SSD 970 EVO Plus M.2 Type2280シリーズの方が今現在(2019年2月)は、もっとコストパフォーマンスが優れています。

さらにファームウェアのアップデートで転送速度の改善がされているので、発熱の処理をヒートシンクなどでしっかりとしてあげれば、非常にオススメのM.2SSDです。

最終更新日:2019/09/24

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