Seagate IronWolf 3.5インチHDD(CMR方式)8TBのベンチマーク結果と製品レビュー!

Seagate IronWolf 3.5インチHDD(CMR方式)8TBのベンチマーク結果と製品レビュー 自作パソコン

容量の多いデータ保存に欠かせないのがHDDですが、最近では、高容量HDDの販売価格も下がってきています。

Seagate社のHDDと言えば、BarraCuda・FireCuda・IronWolf・SkyHawkと4つのシリーズが用途別で販売されています。

この4つのシリーズの中で、NAS・ファイルサーバー向けのIronWolfシリーズのHDDがありますが、IronWolf 8TB(ST8000VN004)はどの程度の性能、そして、ベンチマークを測定したらどのような結果になるのか製品レビューしていきます。

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Seagate IronWolf シリーズとは

SEAGATE
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3年保証/データ復旧3年付 24時間稼動 PC NAS 用 RVセンサー

SeagateのHDDは、用途別に4つのシリーズが発売されています。

シリーズ名BarraCudaFireCudaIronWolfSkyHawk
モデル名BarraCuda
BarraCuda Pro
FireCudaIronWolf
IronWolf Pro
SkyHawk
使用用途PC/ゲーミング向けPC/ゲーミング向け常時稼働
NAS
ファイルサーバー向け
常時稼働
監視カメラ録画向け
最大容量12TB2TB12TB10TB

コンシュマー向けHDDシリーズBarraCudaは、販売価格も安く容量当りの単価もかなり抑えられているので、PC用ストレージとして人気があります。

ただ、記録方式がSMR方式となっているので、常時HDDのデータ書き換えが発生するケースだと、若干もたつくことが考えられます。

しかし、常時稼働を想定してNAS/ファイルサーバー向けとして販売されているIronWolfシリーズの場合、記録方式が従来のCMR方式となっているので常にHDDの書き換え作業が発生する場合でも、パフォーマンス自体が低下することは非常に少ないです。

参考記事SMR?CMR?HDDの書き込み方式は2種類-ロジテック

Seagate IronWolf 8TB(ST8000VN004)の仕様・詳細

モデル番号ST8000VN004
容量8TB(8000GB)
サイズ3.5インチ
記録方式CMR
プラッタ数5(1枚1.6TB)
回転数7,200回転
キャッシュ256MB
インターフェイスSATA 6Gb/秒
最大連続転送速度210MB/秒
標準動作モード時の消費電力10.1W
アイドル時の平均消費電力7.8W
スタンバイ/スリープモード時の消費電力1W/1W
ロード/アンロード・サイクル600,000
通電時間8,760
作業負荷率制限180TB/年
動作温度0~65℃
本体サイズ101.85mm×146.99mm×26.11mm
本体重量720g
平均故障間隔
(MTBF、時間)
1,000,000
製品保証期間3年
データ復旧サービス3年
発売日2019年7月
平均価格/容量3.53円/GB (2020年3月時 平均28,283円)
3.35円/GB (2020年9月時 平均26,814円)
3.57円/GB (2021年5月時 平均28,634円)
3.34円/GB (2021年10月時 平均26,766円)
データシート(PDF)Seagate公式サイト

特長

最大転送速度は210MB/秒でキャッシュも256MBとなっているので、レスポンス良くデータを読み書き出来ます。

常時稼働を想定(NASやファイルサーバー等)しているHDDなので、コンシュマー向けHDDのBarraCudaシリーズ等と比べて、耐久性や信頼性の部分に関する部分が大きく異なってきます。

具体的に言えば、NASなどに搭載する想定でHDDを複数台設置すると共振することで、パフォーマンスが低下するのを抑えるための機能として、RVセンサーで検知して読み出し低下を防ぐように設計されています。

耐久性などの部分で言えば、ロード/アンロードサイクルや作業負荷率制限(180TB/年)、平均故障間隔(100万時間)など、高い信頼性を誇っているので大事なデータを安全に保存できます。

製品保証期間は3年、そして、無料のデータ復旧サービスが付いてくるのは特筆すべき点。

ただし、Seagate社の海外ラボでデータ復旧されるので、即日対応とならない点は注意が必要です。

Seagate IronWolf 3.5インチHDD 8TB(ST8000VN004)のベンチマーク結果

Seagate IronWolf 3.5インチHDD 8TB(ST8000VN004)のベンチマーク結果

今回ベンチマークを計測(SATA接続)したのはSeagate IronWolfシリーズの8TBモデル(ST8000VN004)ですが、シーケンシャル読込み約265MB/秒・書込み262MB/秒となっています。

読込み・書込みで260MB/秒出ているのは、HDDとして見た場合ではかなり高速な部類になるのでは。

ST4000DM004のベンチマーク結果
▲Barracuda ST4000DM004のベンチマーク結果

あくまで参考ですが、Barracuda(ST4000DM004)のベンチマーク結果で比べると、購入当初は読込み約189MB/秒・書込み約174MB/秒となっているので、Seagate IronWolfシリーズの性能の高さが分かるのでは。

ただし、Seagate IronWolfシリーズの8TBモデル(ST8000VN004)は回転数が7,200RPMとなっているので、少々発熱性が高くなっています。

HDD本体にエアーが当たりずらい環境だと、本体自体が53℃まで発熱したケースがあります。

HDD自体が故障したりする原因の多くは、実はHDDが熱を持ちすぎたりする場合が多く、Seagate IronWolfシリーズの8TBモデル(ST8000VN004)を使用する時は、発熱を低下させるエアフローを考える必要がありそうです。

購入から4ヶ月程使用して、HDD容量の約半分程使用した状態での、IronWolfシリーズの8TBモデル(ST8000VN004)のベンチマーク結果です。

シーケンシャルリード(読み込み)約250MB/秒・ライト(書き込み)約245MB/秒と若干性能低下が見られますが、ランダムアクセス性能に関しては性能低下は見られないです。

特にランダムアクセス性能が重要になってくるので、Seagate IronWolfシリーズのHDDはやはり、NASやファイルサーバー用途として最適なHDDと言えるのでは。

もちろん、保存するデータが重要な場合なら、Barracudaシリーズより価格は高くなってきますが、通常のPCのデータ保存用HDDとしてSeagate IronWolfシリーズのHDDを使用するのも悪くない選択です。

まとめ:価格は高いがその分の信頼性や耐久性、性能があるNAS向けHDD

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HDDメーカーのSeagate社から発売されているHDDには、4つのシリーズがあります。

その中でもNAS/ファイルサーバー向けとして販売されているIronWolfシリーズの場合、記録方式が従来のCMR方式となっているので常にHDDの書き換え作業が発生する場合でも、パフォーマンス低下が非常に少ないです。

価格の安いBarracudaシリーズのHDDは記録方式がSMRなので、保存するデータなどによっては性能低下が見られるので、信頼性や耐久性の高い記録方式がCMRのIronWolfシリーズのHDDを選択した方がいいケースも多いのでは。

特にNASやファイルサーバー等のランダムアクセスが多い場合には、IronWolfシリーズのHDDを選択すべきとも言えます。

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