色々なサイトを利用しているとサイトのIDやパスワードがどんどん増えていきます。特に最近ではどんなサイトでも同じIDやパスワードを利用しているとセキュリティの面から危険なので、サイト毎にIDやパスワードを変えて登録したりしている人も少なくないでしょう。
しかし、そのような状態が続いているといざIDやパスワードを入力しようとした際に間違えて入力し、何回か間違えてログインロックされてしまう事もあるでしょう。
そのような事態に備えて、今から紹介するWindows用のフリーソフトでID・パスワードを一元管理してみてはいかがでしょうか。
ソフト名 ID Manager
有名ソフトダウンロードサイトのVectorで2012年セキュリティ部門で人気投票受賞したフリーソフトです。サイト毎にID・パスワードを記録するだけでは無く、ソフトなどのシリアル番号や、ID情報を入力するWebページのURL、メールアドレス、メモなども登録出来ます。
登録情報は、フォルダ構造で管理しておりアクセスしたい情報に素早くアクセスできるようになっています。
活用方法
最近では、ブログ、Facebook・ツイッターなどのSNS、ネットショップサイトなど、閲覧や投稿時にログイン認証が必要とされる場面は非常に多いと思います。
そのたびにいちいち入力するのは面倒だからといってWebブラウザの暗証番号の記録をして残しておくのもセキュリティーの面からとても危険です。そのような時に役に立つのが「ID Manager」です。
主な特徴
ユーザーインターフェイス
- 見やすく、シンプルな構成で軽快な動作
- タスクトレイからアイテムの選択、貼り付けが可能
- ツリービューによる階層化グループ分けでのID管理が可能
- ボタン一つでブラウザの入力フォームへの入力が可能
豊富な機能
- 貼り付け方法は項目ごとにカスタマイズ可能
- タスクトレイから項目の選択、貼り付けが可能
- クリックひとつで登録したURLやメールアドレスへのアクセスが可能
- 最大32,767文字までの備考を記録しておくことが可能
- 最大10,000個までのID情報を登録可能
- XML, CSVファイルへの読み書き、印刷への対応
- パスワード自動生成機能を装備
- FTPサイト経由でのデータ共有が可能
- シリアルナンバーの管理も可能
セキュリティ面
- 情報は暗号化して保存
- タスクトレイ常駐時のセキュリティ機能
- 項目のマスク表示機能
ダウンロードサイト
ソフトのダウンロードは、作者のサイトやVectorから可能です。
現在、最新版(2019/09/21時点)は、Version 8.1です。
対応OS:Windows10/8.1/8/7/vista/XP
WoodenSoldier Software(作者サイト)http://www.woodensoldier.info/soft/idm.htm
Vector http://www.vector.co.jp/soft/review/win95/util/se178553.html
まとめ
最近はツイッターやFaceBookなどのSNS、ネットショッピングサイトなどが多くなってID・パスワードの管理が非常に面倒くさくなってきています。
そこで、このようなID・パスワード管理ソフトを利用して煩雑になりがちなID・パスワードを上手く管理してみてはいかがでしょうか。
また、USBにこのID Managerを入れて持ち出せば、外出先でも安全にいつも利用しているサイト閲覧等が可能になるでしょう。USBで管理しておけば、パソコンが壊れた時でも他のパソコンで登録してあるサイトのID・パスワードを利用できとても便利です。
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