パソコンの電源を入れてビープ音が鳴り立ち上がらない場合の診断方法!

パソコンの電源を入れてビープ音が鳴り立ち上がらない場合の診断方法!

パソコンの電源を入れたら通常、「ピッ」と一回だけビープ音がしてWindowsなどが立ち上がりますが、この電源を入れた後のビープ音が複数回続いたり、または、鳴りっ放しの状態だったらパソコン自体が起動しないでしょう。

このパソコンの電源を入れてビープ音が鳴る場合は、ハードウェアのトラブルをマザーボードが教えてくれています。

そして、そのビープ音の鳴る回数や鳴り方によって、どの箇所にトラブルが発生しているかが分かります。

そこで、このビープ音が何のトラブルを表しているかを解説します。

もし、ビープ音すら鳴らなく、電源が入らない場合はこちらの記事を参考にして下さい。

参考記事 パソコンの電源を入れてもBIOSが起動しない場合の対処方法!

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マザーボード(BIOS)のビーブ音

パソコンのメイン基盤であるマザーボードは、電源が投入されるとハードウェアのチェックを行います。

そこで、異常が発生しているとその警告の為に、ビープ音を鳴らします。

そして、そのビープ音の鳴り方はマザーボードに組み込まれているBIOSによって違いがあります。

また、メーカーパソコンなどの場合は独自の基盤になっていたりするので、その鳴り方自体も特殊になってきます。

もし、メーカーパソコンがビープ音を鳴らしている場合、パソコンの取り扱い説明書などにビープ音の記載があればそちらを参照して見て下さい。

BIOSは、AMI BIOSとAWORD BIOSがあり、ほとんどのどちらかのBIOSが使われている事でしょう。

AMI BIOSのビープ音による診断

ビープ音の鳴り方 診断内容

(長音1回)
正常起動
ー ー
(長音2回)
POSTエラーが発生
BIOSの設定にエラーがあるのでBIOSの設定を初期化して対処してみましょう。
 ・
(短音1回)
 DRAMのリフレッシュエラー
メモリの接触不良、もしくは、メモリ自体の損傷の疑いがあります。
・・
(短音2回)
 DRAMのパリティエラー
メモリの接触不良、もしくは、メモリ自体の損傷の疑いがあります。
・・・
(短音3回)
 DRAMエラー
メモリの接触不良、もしくは、メモリ自体の損傷の疑いがあります。
・・・・
(短音4回)
 システムタイマーエラー
マザーボードに不具合が発生している可能性があります。
異物などによる基盤のショート、BIOS自体の不具合があります。
・・・・・
(短音5回)
 プロセッサエラー
CPU、もしくは、マザーボードに不具合が発生している可能性があります。
CPUの未接続・接触不良・損傷・ショートなどの疑いがあります。
・・・・・・
(短音6回)
Gate 20 エラー
マザーボードの取付ネジによる接触不良・CPU不良・キーボードの不良などが疑われます。
・・・・・・・
(短音7回)
 プロセッサに例外割り込みエラーが発生
CPUの装着不良、または、CPUの損傷、マザーボードの損傷、または、マザーボード取付ネジによる接触不良や異物によるショートの疑いがあります。
・・・・・・・・
(短音8回)
ビデオカードメモリのエラー
ビデオカードが接触不良もしくは、故障している疑いがあります。
・・・・・・・・・
(短音9回)
ROMチェックサムエラー
BIOS自体が不良・損傷している可能性があります。BIOSの設定をクリアして対処してみましょう。
・・・・・・・・・・
(短音10回)
シャットダウン時のCMOSの読み込み・書き込みエラー
BIOS自体が不良・損傷している可能性があります。BIOSの設定をクリアして対処してみましょう。
・・・・・・・・・・・
(短音11回)
キャッシュメモリーエラー
CPUの装着不良、または、CPUの損傷、マザーボードの損傷の疑いがあります。
ー・・
長音1回、短音2回
ビデオシステムエラー
ビデオカードの損傷・接触不良の疑いがあります。
ー・・・
長音1回、短音3回
メモリテストエラー
メモリテストでエラーが発生。メモリの不良・損傷が疑われます。
ー・・・・・・・・
長音1回、短音8回
ディスプレイテストエラー
ビデオカードの不良・損傷・接触不良の疑いがあります。

他にもエラーメッセージなどがあります。
詳しく知りたい場合は、こちらのサイトを参照して下さい。(海外のサイトです)

AWORD BIOSのビープ音による診断

ビープ音の鳴り方 診断内容

(短音1回)
正常起動
・・
(短音2回)
CMOS設定エラー
BIOSの設定にエラーがあるので、CMOSクリアをして対処して下さい。
ー・
(長音1回、短音1回)
DRAMエラー
メモリの接触不良・損傷の疑いがあります。
ー・・
(長音1回、短音2回)
ビデオアダプタエラー
ビデオアダプタの不良・損傷、ディスプレイケーブルの接続確認をして下さい。
ー・・・・・・・・・
(長音1回、短音9回)
BIOS ROMエラー
BIOSが不良・損傷している疑いがあります。CMOSクリアをして対処して下さい。
・・・・・・・・・・・・
(短音の連続)
電源供給の不具合
電源供給の不足、電源ユニットの不具合・損傷の疑いがあります。
ーーーーーーーーーーーーー
(長音の連続)
メモリーエラー
メモリの接触不良・損傷の疑いがあります。
______________
(高い周波数音の連続)
CPUの過熱
CPU冷却ファンやヒートシンクの接触不足などによる、CPUが過熱状態となっています。
該当箇所を確認してみて下さい。
(高い周波数音と低い周波数音が繰り返される) CPUエラー
CPUの装着不良、または、CPUの損傷の疑いがあります。

他にもエラーメッセージなどがあります。
詳しく知りたい場合は、こちらのサイトを参照して下さい。(海外サイトです)

接触不良の場合

接触不良なども良くあるトラブルなので、メモリやグラフィックボードなどを何回か挿し直したりすると治る場合があります。

また、接触部分が酸化してくる事もあるのでこのような接点復活材を塗布する事も有効です。

まとめ

パソコンの電源を押して、ビープ音が複数回鳴る場合などは、ハードウェアのトラブルの可能性が高いです。

そして、それをビープ音としてマザーボード上のBIOSが診断して知らせてくれます。

そのビープ音の鳴る回数や鳴り方である程度のトラブル診断は可能です。

パソコンのケースを開けて、マザーボード類を触る場合には電源コンセントは必ず抜いて、金属部分に触れて静電気を放電させてから触りましょう。

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