デジカメで撮った写真などに、ちょっとした文字を書き込んだりするだけならWindowsに付属のペイントやペイント3Dでも可能ですが、ちょっと込み入った写真画像編集をしようとすると、やはり画像編集専用のソフトウェアを使った方が効率良く、さらに高度な編集が出来ます。
業務用画像編集ソフトでは、AdobeのPhotoShop(フォトショップ)が有名ですが、業務で使用するならまだしも、個人で所有するには結構いい価格なので二の足を踏んでしまうところです。
AdobeのPhotoShopで作成されたファイル読み込みにも対応して、価格ももっと手頃に入手出来るのがCorelのPaintoShop Pro2018です。
PhotoShopに負けず劣らずの高機能でありながら、さらに、画像編集初心者にも使いやすいインターフェイスでコストパフォーマンスに優れたPaintShop Pro 2018を紹介します。
高機能写真画像編集ソフトのPaintShop Pro 2018
PaintShop Pro 2018は、標準タイプのPaintShop Pro 2018版と、さらに3つ画像編集ソフトと素材集が付属した、PaintShop Pro 2018 Ultimateがあります。
PaintShop Pro 2018 Ultimateに付属してくる画像編集ソフトと素材集は下記の通りです。
(※これらの編集ソフト類は、64bit版のみインストール出来ます。)
- RAW写真編集を一括処理出来る「Corel AfterShot 3」。
- 初心者向けに厳選して大人気のブラシを使用して手軽にスケッチや描画が出来るペインティングソフトの「Painter Essentials 5」。
- デジカメレンズ特有のクセで、撮影時に失われたディテールや色を自動補正出来る「Perfectly Clear 3 SE」。
- ブラシ・テクスチャ・100点を超える豊富なロイヤリティーフリー素材を収録した「Corel Creative Collection」。
仕様・動作環境
販売:ソースネクスト
製品名:Corel PaintShop Pro 2018
現在(2019/01/28時点)は、最新版のPaintShop Pro 2019が販売されています。
- 対応OS:
最新サービスパック適用のWindows10、Windows8/8.1、Windows7 各OSの(64bit/32bit版)。
バーチャル対応:Microsoft Windows Server2012 R2、Windows Server2016以降 - CPU:
SSE2対応のIntel/AMD1.5GHz以降(マルチコアプロセッサを推奨) - メモリ:
2GB RAM (4GB以上推奨) - HDD空容量:
1GB以上のハード ディスク空き容量(2GB以上推奨) - 解像度:
解像度1,280×768の16ビットカラーディスプレイ(解像度1,366×768、24ビット以上のカラーディスプレイ推奨)。
対応ディスプレイで、最大250DPIをサポート。 - その他:
DirectX9以上に対応したビデオ アダプタ(最新ドライバのインストールが必要)。
Internet Explorerバージョン10以降。
オンライン機能、および、ビデオ チュートリアルの利用にはインターネット接続が必要。
サポートしているファイル形式
インポートファイル形式:
AI、BMP、CAL、CALS、CGM、CLP、CUR、CUT、DCX、DIB、EMF、EPS、GIF、HDP、IFF、IMG、J2C、J2K、JIF、JP2、JPC、JPE、JPEG、JPG、JPS、JPX、MAC、MPO、MRW、MSP、PBM、PCD、PCT、PCX、PDF、PGM、PIC、PICT、PNG、PNS、PPM、PS、PSD、PSP (PSP画像ファイル)、RAS、RAW、RIF、RLE、SCT、SVG、SVGZ、TGA、TIF、UFO、WBM、WBMP、WDP、WEBP、WMF、WPG
450以上のカメラモデルの以下の拡張子のRAWファイルに対応:
3FR、ARW、CR2、CRW、DCR、DNG、K25、KDC、NEF、NRW、ORF、PEF、RAF、RW2、SR2、SRF、X3F
エスクポートファイル形式:
BMP、CAL、CALS、CLP、CUT、DCX、DIB、EMF、EPS、AI、PS、GIF、HDP、WDP、IFF、IMG、JP2、J2C、J2K、JPC、JPX、JPG、JIF、JPE、JPEG、MAC、MSP、PBM、PCX、PGM、PIC、PPM、PNG、PSD、PSP (PSPIMAGE ファイル)、RAS、RAW、RIF、RIFF、RLE、SCT、CT、JPS、PNS、TGA、TIF、TIFF、WBMP、WBM、WEBP、WMF
対応ブラシ形式:
PaintShop Pro ブラシ(.pspbrush)、Adobe Photoshop ブラシ(.abr)、Jasc Brush(.jbr)
PaintShop Pro 2018をオススメする理由!
某メジャー画像編集ソフトと比べてコスパが非常に良い!
業務レベルで画像編集を行い、そのファイルを印刷会社などとやり取りすると言えば、PhotoShop一択になってしまいます。
しかし、個人レベルでPhotoShopを入手しようとすると、今では月額課金か年一括払いとなり以前よりもさらに割高になっています(月額で見ると安く見えてしまいますが)。
PaintShop Pro 2018は、そのネーミングから相当PhotoShopを意識した画像編集ソフトですで、PhotoShop CCの年一括払いと同等の販売価格帯になっていますが、機能に関しては使用した感じから同等に思えます。
動作の軽快さも他の画像編集ソフトが機能が豊富になってくると、動作が重くなってくるのに対して、PaintShop Pro 2018はソフト起動時間が前バージョンよりも50%短縮しているらしく、非常に軽快ですぐに編集作業が始められるのもいいところです。
さらに、PhotoShopのファイルを読み込めるので、個人レベルでの画像編集作業ではPaint Shop Pro 2018で十分で、販売価格や機能性からみても非常にコストパフォーマンスに優れた画像編集ソフトです。
ユーザーインターフェース(編集作業画面)が分かりやすい!
画像編集ソフトを初めて使う初心者の方にとって、一番厄介なのが画像編集を行う作業画面の複雑さが挙げられます。
そういう自分も初めて画像編集ソフトを使用した時には、ツールボックスやレイヤー、ヒストグラムなど編集画面に色々なツールや情報などが細かく表示されており、どこから触って画像編集を始めたら良いか非常に悩んだ記憶があります。
確かに高度な画像編集をするには必要不可欠な機能ですが、初めて画像編集を行う方にとって最初にする作業と言えば、「コントラスト」「彩度調整」「トリミング」「文字入れ」などの簡単な機能が多いと思います。
それらの機能を探すのが非常にネックになって、画像編集ソフトを使用するのも面倒になってくる位ですが、Paint Shop Pro 2018には編集作業を行う画面が「基本」と「完全」を選択出来るようになっています。
作業領域で「基本」を選べば、シンプルな作業領域となり簡単な画像編集ならこの「基本」の作業領域で十分です。
ツールやマテリアル、レイヤーなどが表示され、アイコンも大きく表示されており、必要な機能がどこにあるのか大体直感的に把握出来ます。
もちろん、この状態から高度な画像編集がしたい「完全」の作業領域に変更する事も可能なので、PaintShop Pro 2018の画像編集に慣れてきたら、「完全」の作業領域に切り替えてもっと高度な画像編集を行ってもいいかもしれません。
割引価格で入手出来る機会がある!
PaintShop Pro2018は、販売されている標準価格でも非常にコストパフォーマンスに優れていますが、さらにソースネクストで大幅な値引きでPaintShop Pro 2018を入手出来る機会があります。
標準価格から10%や20%OFFなどと言うレベルでは無く、不定期ですが何本限定で50%OFF以上という場合もあります。
限定割引で販売されているタイミングなら、絶対に購入しても後悔しないと思います。
そういう自分も限定割引のタイミングで、PaintShop Pro 2018 Ultimateを購入しています。
現在(2018/01/28時点)は、最新版のPaintShop Pro 2019が販売されています。
まとめ
画像編集ソフトと言えばPhotoShopが非常に有名で、業務レベルでの使用を考えると一択しかないですが、個人レベルで画像編集ソフトとして利用するには価格が非常にネックになってくるところです。
そこで、自分は高機能画像編集ソフトであるPaintShop Pro 2018の購入して使用してみましたが、非常に快適に使用することができ、PhotoShopファイルにも対応しているので画像編集ソフトは、PaintShop Pro 2018で十分です。
コストパフォーマンスにも優れており、画像編集ソフト初心者の方がうんざりする事も無いようなユーザーインターフェースを選択することも出来るので、PaintShop Pro 2018はかなり満足出来る画像編集ソフトです。
個人的にオススメするのは、豊富な編集ソフトやロイヤリティー素材が付属するCorel PaintShop Pro 2018 Ultimateの方です。
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