2020年5月に販売開始された第10世代Intel CPUに合わせて、ASUSのROGブランド製品中心構成で新しく自作PCを組み立てました。
FHDの動画編集や軽いPCゲームをするのが目的なので、グラフィイクボードは手持ちの物を流用しています。
今現在、自分が使用しているメインPC構成を紹介します。
- ASUS ROGブランド中心の自作PC構成
- CPU Intel第10世代 i9-10900
- マザーボード ASUS ROG STRIX Z490-G GAMING (WI-FI)
- メモリ G.SKILL 32GB(F4-3600C16D-32GTZNC)
- Cドライブ用 Samsung 970 EVO Plus 1TB
- Dドライブ(データ保存用) Samsung 860QVO 2TB
- Eドライブ(バックアップ用) Seagate製 BarraCuda HDD4TB
- 電源ユニット ASUS ROG Thor 850W Platinum
- CPUクーラー ASUS ROG RYUJIN240
- PCケース CoolerMaster製「MasterBox Q300L」
- 今回のPC構成で購入時と現在の価格
- 周辺機器もROGブランドにしてPC全体の統一感を出してみる
- まとめ
ASUS ROGブランド中心の自作PC構成
CPU Intel第10世代 i9-10900
オーバークロック非対応、純正ファン付
Intel 第10世代CPUのi9-10900は、10コア20スレッド20MBキャッシュで定格クロック周波数2.8GHz、ターボ・ブースト時最大5.2GHz。オーバークロックには、非対応のCPU。
購入当時はご祝儀相場という事もあり、約65,000円で購入。今現在ならオーバークロック対応のi9-10900Kも余裕で購入出来る価格。
オーバークロック対応、純正ファン無し
なぜ、オーバークロック出来るi9-10900Kを購入しなかったのかと言うと、理由は簡単で売り切れで購入出来なかった為。
今から購入して自作PC組み立てるなら、間違い無くi9-10900Kを選択します。
マザーボード ASUS ROG STRIX Z490-G GAMING (WI-FI)
フォームファクタ:Micro-ATX
Intel 10世代CPUに対応したマザーボードには、ASUS「ROG STRIX Z490-G GAMING(Wi-fi)」をチョイス。
Micro-ATXタイプのマザーボードで、Wi-Fiも内臓しておりオーバークロック出来たりと、冷却性能にも優れている高性能なマザーボードと言えます。
購入価格は、約30,000円
自作PCに興味がある方はたぶん気付くと思うのですが、オーバークロック非対応のCPUにZタイプのチップセットのマザーボードは意味が無いのではと。
上記記事内で詳しくは書いていますが、結論を言うと意味はあります。
メモリ G.SKILL 32GB(F4-3600C16D-32GTZNC)
メモリは、G.SKILLのTrident Z Neoシリーズをチョイス。16GB2枚合計32GBになります。XMPでクロックを3600に設定して動作出来ます。
Aura Syncに対応しているので、PCケース内でLEDを制御して光らせたり出来ます。
購入時価格は、約24,000円
Cドライブ用 Samsung 970 EVO Plus 1TB
さらに、最適化されたファームウェア、実績のあるPhoenixコントローラ、Intelligent TurboWriteにより更なる高速化を実現しました。
Cドライブ(システム)用の内臓ストレージには、書込み・読込みとも最速SSDであるNVMe M.2のSamsung 970 EVO Plus 1TBをチョイス。
動画編集やPCゲームなどもするので、高速ストレージは必須。そして、容量的に1TBあればしばらくの間は、起動用ドライブとして問題無いかと。
購入時価格は、約28,000円
Dドライブ(データ保存用) Samsung 860QVO 2TB
Dドライブ(データ保存用)のストレージには、SATA接続タイプSSD「Samsung 860 QVO 2TB」をチョイス。
今現在であれば、「Samsung 870 QVO 2TB」になるでしょうか。やはり、動画データなど容量が必要でコスパに優れたSSDに。
購入時の価格は、約29,000円
Eドライブ(バックアップ用) Seagate製 BarraCuda HDD4TB
CドライブとDドライブのデータバックアップ用として、手持ちにあった「Seagate製HDD4TB」を。定期的にイメージバックアップを取る事で、急なトラブルに対応するために。
バックアップ用のストレージなので、容量単価の安いHDDで十分です。そのうち、容量が8TBのHDDに交換する予定。
電源ユニット ASUS ROG Thor 850W Platinum
80 PLUS Platinum:100%日本製のコンデンサやその他の高品質コンポーネントで構成
自作PCでは軽視されがちな電源ユニットですが、PCの故障原因が電源ユニットに起因するは非常に多いです。そこで、ASUS ROGブランドである程度統一するために、電源ユニットも同ブランドで揃えてみました。
ただし、850Wのプラチナ電源は自分のPC使用目的からすると、少しオーバースペック気味とも言えますが、将来グラフィックボードを高性能な物に交換した場合に備えて。
今消費している電力を電源ユニットサイド部分にモニタリング表示されるのは、なかなか面白いギミックです。
購入時の価格は、約33,000円
CPUクーラー ASUS ROG RYUJIN240
120mm 口径 240mmサイズ ラジエーターファン
第10世代 Intel i9-10900だと純正ファンが付属しているので、通常ならCPUクーラー別途必要としないかもしれません。
しかし、ASUS「ROG STRIX Z490-G GAMING(Wi-fi)」マザーボードのASUS MultiCore Enhancementはデフォルト状態で「AUTO – Let’s BIOS Optimize」の状態(簡単に言えば定格外運用状態)になっており、その設定のまま使用すると簡単にCPU温度が100℃に到達してしまいます。
そうなるとやはりCPU冷却のためには、簡易水冷が必要になってきます。
簡易水冷には、ASUS ROG RYUJI240をチョイス。CPUヘッド部分には、OLEDディスプレイが内臓されており、リアルタイムでCPU温度等の情報を表示してくれます。
それ以上に、マザーボードのCPUソケット周辺には電源コイルなど熱を持つ部品があるので、熱対策にもなるポンプハウジングの内蔵ファンでCPUソケット周辺も冷却出来る簡易水冷ファンです。
購入時の価格は、約26,000円
PCケース CoolerMaster製「MasterBox Q300L」
取り付け位置を自由に変えられるモジュラー型I/Oパネルを採用
縦置き・横置きに両対応
マザーボードのフォームファクターがMicro-ATXで、PCケース内を見せる事ができ、電源ユニット自体も折角リアルタイムモニタリング出来る部分があり、簡易水冷のラジエーターを搭載出来るという条件などを考えると、Cooler Master製「MasterBox Q300L」をチョイス。
販売価格は安い部類ながらも、取り付け位置を自由に変えられるI/Oパネルを搭載し、縦置き・横置きにも対応。裏配線などもしっかり出来るようになっているので、コスパ十分なPCケースです。
購入時の価格は、約5,000円
今回のPC構成で購入時と現在の価格
PCパーツ | メーカー | 購入時の価格 | 現在の参考価格 |
CPU | Intel i9-10900 | 約65,000円 | 約49,000円 |
マザーボード | ASUS ROG STRIX Z490-G GAMING (WI-FI) | 約30,000円 | 約30,000円 |
メモリ | G.SKILL 32GB(F4-3600C16D-32GTZNC) | 約24,000円 | 約32,000円 |
ドライブC | Samsung 970 EVO Plus 1TB | 約28,000円 | 約19,000円 |
ドライブD | Samsung 860QVO 2TB (※現在は870QVO 2TBで算出) |
約29,000円 | 約22,000円 |
ドライブE | Seagate製 BarraCuda HDD 4TB (※手持ちのため現購入した場合の価格で算出) |
約8,200円 | 約8,200円 |
電源ユニット | ASUS ROG Thor 850W Platinum | 約33,000円 | 約33,000円 |
CPUクーラー | ASUS ROG RYUJIN240 | 約26,000円 | 約26,000円 |
PCケース | CoolerMaster製MasterBox Q300L | 約5,000円 | 約5,500円 |
グラフィックボード | ASUS PH-GTX1050TI-4G (※手持ちのため現購入した場合の価格で算出) |
約13,500円 | 約13,500円 |
OS | Windows10 64bit Home | 約17,500円 | 約17,500円 |
合 計 | 約279,200円 | 約255,700円 |
約8ヶ月前の購入時点より、合計金額で約24,000円程安くなっている事になります。特にCPUとSSDが大きく値下がりしていますが、逆にメモリが値上がりしている状態です。
ASUS ROGブランドに拘らなければ、もっと同性能であれば安くなるかと。
動画・画像編集ではほぼこの構成で不満になる事はありませんが、4K動画の編集をするならメモリを増設して合計64GB以上にする必要はあります。
また、軽いPCゲームであれば今現在使っているグラフィックボードでも問題無いですが、どんなPCゲームをするかでグラフィックボードを変えればいいかと。
この構成であれば、グラフィックボード以外のその他のPCパーツがボトルネックとなり、本来の性能を発揮出来ないという事は無いです。
周辺機器もROGブランドにしてPC全体の統一感を出してみる
あくまでPC本体をASUS ROGブランドで構成してみましたが、あえて周辺機器までROG製品でまとめると、全ての製品をAura Syncで同期させる事が出来るようになるので、RGB発光を制御しやすく統一感が出るのでは。
ASUS ROGゲーミングキーボード「STRIX SCOPE TKL」
Cherry MXスイッチ(赤軸) FPS向け クイックトグルスイッチ
ROG「STRIX SCOPE TKL」は、テンキーレスでコンパクトなゲーミングキーボードで、トッププレートにアルミを使用した高級感のあるキーボードです。
ASUS ROG ワイヤレスゲーミングマウス「Keris Wireless」
トライモード接続に対応(USB接続/超高速2.4GHz/Bluetooth LE)
超軽量 79g 最大78時間 マイクロスイッチ 国内正規品
ASUS ROGゲーミングマウス「Keris Wireless」は、非常にコンパクトなワイヤレスマウスで、その重量も約79gと非常に軽く、長時間PCゲームをしていても腕や手に掛かってくる負担が変わってきます。
他メーカーのゲーミングワイヤレスマウスと比べても遜色なく、それ以上の機能を備えています。詳しく知りたい方はレビュー記事を参照して下さい。
まとめ
2020年5月に新しくIntel 第10世代CPUが販売されましたが、それに合わせて自作PCをASUS ROGブランド構成中心で組み立ててみました。
FHDの動画編集や軽いPCゲームをするのが目的なので、現状この構成でほぼ不満点はありませんが、将来的にはグラフィックボード・4K動画編集を視野に入れて、グラフィックボードの変更・メモリの増設をするだけで、数年は何とかなる構成だと思います。
コメント