各メーカーから様々なキーボードが販売されていますが、キーボードが左右に分離するギミックを備えたキーボードは中々ありません。
キーボードが左右に分離するという事は、左手・右手の位置に合わせて自分のベストポジションにキーボード置くことが出来るという事になります。簡単に言えば、キーボードに自分の腕や手を合わせる必要が無くなります。
どうしても窮屈になりがちなキーボード操作が、自分好みにカスタマイズ出来るようになると、手や腕・肩への負担が相当軽減されるようになります。
それでいて「Mistel BAROCCO MD770」の場合、メカニカルキーボードと言う事で気持ちのいい打鍵感も備えているので、キー入力が相当唸るキーボードとも言えます。
そんな、数あるPC用入力機器のキーボードの中でも珍しい、左右分離型メカニカルワイヤレスキーボード「Mistel BAROCCO MD770」のスペックやレビューなどです。
「Mistel BAROCCO MD770 RGB BT」のスペック等
CHEERY MX RGBスイッチ・バックライト機能搭載モデル
英語US配列 85キー
スペック
対応OS | Windows10 / macOS |
キー配列 | 英語配列(US)/ 85キー |
接続方式 | 無線:Bluetooth Ver.3.0 / 有線:USB2.0 |
大きさ | 幅 32cm x 奥行 14cm x 高さ 5.9cm |
重量 | 約 860g |
バックライト機能 | 有り・RGB |
キースイッチ | Cherry MX RGBスイッチ |
キーロールオーバー | USB接続:Nキーロールオーバー / 無線接続:6キーロールオーバー |
マクロ機能 | 有り |
メディアキー | 有り |
オンボードメモリ | 有り |
バッテリー充電時間 | 約2.5時間 |
連続使用可能時間 | 約15時間 |
公式サイト Mistel BAROCCO MD770 RGB BT
特徴
全モデル「BAROCCO MD600」からファンクションキーが追加され、正統進化した「BAROCCO MD770」。テンキーレスモデルなので、横幅も非常にコンパクトな作りとなっています。
左右分離するギミックはそのままに、このモデルではUSB接続に加えてBT(Bluetooth)接続機能を備え、マルチペアリング機能で最大3台のPC等と接続出来るようになりました。
Windowsキーのロック機能も備え、Nキーロールオーバーやマクロ機能など、ビジネスシーンだけでは無く、PCゲームで「BAROCCO MD770 RGB BT」を使うのもいいのでは。
特に左右分離するので、FPS等で左手キーボード代わりにする事もできるので、狭いデスクスペースでもマウス操作の使用範囲を広げてくれます。
キースイッチには、有名なCherry MX RGBスイッチを採用しているので、耐久性の高さや打鍵感も十分にあり、長期間使える事を考えると非常にオススメ出来るメカニカルキーボードと言えます。
「Mistel BAROCCO MD770 RGB BT」のレビュー
パッケージ
大きさ比較の物が無いので、どれだけコンパクトなのか分かりずらいですが、パッケージ自体が既にコンパクトです。
開封・同梱物
「Mistel BAROCCO MD770 RGB BT」のパッケージを開封したら、このような状態です。
「Mistel BAROCCO MD770 RGB BT」に、同梱されているのは以下の通り。
キーボード本体連結部分
キーボード自体が左右分離するようになっているので、左右を連結する部分に大きな溝等があるか、マグネット式になっているかと思いましたが、特別なギミックはありませんでした。
しいていうなら、左右から凸凹部分にはめ込むような形。キーボードを左右一体にして持ち上げると、持つ場所によっては真ん中の部分から、折れるような形で外れてしまいます。(決して折れて壊れるわけではありません)
親機はキーボード右側
「Mistel BAROCCO MD770 RGB BT」のキーボード右側が親機代わりになり、その裏面にはアナログで設定変更(キーボード配列等を変える)を出来るDIPスイッチがあります。
画像の上側にあるのが、BT(Bluetooth)をON/OFFするスイッチです。ちなみに、今の状態がOFFになります。
BT(Bluetooth)接続出来る台数は3台なので、複数のPCに接続して使えます。今BT接続して文字入力していますが、キー入力で特別遅延を感じる事は無いです。
スピードシルバー軸の打鍵感など
今回自分が購入したのは、「Mistel BAROCCO MD770 RGB BT」のスピードシルバー軸のもの。
ハッキリ言ってこの打鍵感や入力音に関しては、大きく好みが分かれるところなので、あくまでも参考程度に。
このシルバー軸に関しては、打鍵感は気持ちよく、キーを押して反応する部分が非常に浅いので素早い入力が可能ですが、自分のクセでホームポジションに指を置いている間、軽くキーを押してしまうクセがあるので、それで誤入力してしまう事もあります。
これに関しては、自分のクセを直していくか、もう少しキーを押して反応する赤軸タイプの物にするかの二択になりそうです。(正直、結構な金額がするキーボードなのでクセを直していくしかないですけど)
キー配列 / キー数 : 英語US配列 / 85キー
キーキャップ種別 : PBT2色成形
バックライト機能 : 有り・RGB(※キーキャップはバックライトを透過しません)
バックライト(RGB)機能
「Mistel BAROCCO MD770 RGB BT」は、バックライト(RGB)の発光パターンは全部で10パターンあります。
Pnキー+F5キーを押していく事で、その発光パターンを切替える事が出来ます。
キーキャップ部分は透過しない仕組みになっているので、上記画像のような発光の仕方になります。
ただこのバックライト(RGB)を点灯させた状態で、BT(Bluetooth)接続させると内臓バッテリーの消費が激しいみたいなので、バックライトを点灯させる場合にはUSB接続が推奨されています。
その他の機能
Pnキー+Winキーを押す事で、Windowsキーを無効化出来ます。再度、Pnキー+Winキーを押す事で有効に。
他にもマクロ機能などもありますが、現状自分は使う機会が無いので。
まとめ
CHEERY MX RGBスイッチ・バックライト機能搭載モデル
英語US配列 85キー
数あるPC用入力機器のキーボードの中でも珍しい、左右分離型メカニカルワイヤレスキーボード「Mistel BAROCCO MD770」のスペックやレビューでした。
唯一、英語(US)配列のキーボードなので、日本語配列に慣れている方は若干その違いに戸惑う事があるかもしれません。
日本語JIS
また、初めて英語(US)配列キーボードをWindows10に接続した場合、上手く英語配列キーボードとして認識してくれない事もあります。その場合、設定でWindows10のキーボード配列を英語配列に変更するといいです。
また、日本語入力で別キーを割り当てると使い勝手がさらに良くなります。下記記事を参考に、IMEの設定変更をするといいですよ。
キーボードを置く位置を左右で変える事が出来るので、キー入力による腕や肩への負担軽減にもなり、メカニカルキーボードによるキー入力の心地よさも味わえるオススメのキーボードと言えます。
最終更新日:2023/03/20
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