キーボードのスイッチ軸を交換出来る仕様になっている、Logicool G「PRO X」 ゲーミングキーボード(G-PKB-002)。
このLogicool「G PRO X」 ゲーミングキーボード(G-PKB-002)には、「カチカチ」としたクリック感を楽しめる青軸「GX BLUEクリッキースイッチ」が元々付いていますが、折角このスイッチ軸を交換出来るので、打鍵感などを変えるために「GX REDリニアスイッチ軸」に交換してみました。
キーボードのスイッチ軸を青軸から赤軸に変えるだけで、キーボードがまったく別物に変わった印象になります。
交換用のスイッチ軸はそれなりの値段がしますが、メカニカルキーボードを新しく買うよりも安く済み、キー毎に好みの打鍵感に変える事も出来るので、自分好みのキーボード作る感覚になります。
Logicool G「PRO X」 ゲーミングキーボードの青軸を赤軸(GX REDリニアスイッチ軸)に交換
GX REDリニア スイッチ アクチュエーションポイント:1.9mm 押下圧:50g キーストローク:4.0mm
国内正規品には2年間メーカー無償保証付き
LogicoolのGX REDリニアスイッチ軸は、一般的に有名なCherry MXの赤軸と同等のスイッチ軸で、クリック音が抑えられているのが一つの特長です。
GX BLUEクリッキー軸 | GX REDリニア軸 | Cherry MX赤軸 | |
---|---|---|---|
アクチュエーションポイント | 2.0mm | 1.9mm | 2.0mm |
押下圧 | 50g | 50g | 45g |
キーストローク | 3.7mm | 4.0mm | 4.0mm |
クリック音 | あり | なし | なし |
メーカー公式サイト ロジクールPRO X スイッチ Cherry MX赤軸
Logicool G「PRO X」 ゲーミングキーボード(G-PKB-002)は、このスイッチ軸を交換出来るのが特長の一つであるゲーミングキーボードです。
自分好みにスイッチ軸を交換して、カスタマイズ出来る楽しさを備えたゲーミングキーボードとも言えます。
Logicool G「PRO X」 ゲーミングキーボード(G-PKB-002)用GX REDリニア軸
Logicool G「PRO X」 ゲーミングキーボード(G-PKB-002)用GX REDリニア軸のアクセサリーパックには、交換用GX REDリニア軸が92個入っています。
G PRO Xゲーミングキーボード(G-PKB-002)自体のキー数は91個なので、1個予備が付属する事になります。
リニア軸自体は、ソフトな感触でクリック音が静かなので、Logicool G「PRO X」 ゲーミングキーボード(G-PKB-002)にデフォルトで付いている、GX BLUEクリッキー軸とは大きく異なります。
G PRO Xゲーミングキーボード(G-PKB-002)からスイッチ軸を取り外す
G PRO Xゲーミングキーボード(G-PKB-002)のキートップを外し、スイッチ軸が見えた状態にします。
写真ではUSB接続しRGB点灯させている状態ですが、スイッチ軸交換をするさいにはショートなどの故障を考慮してUSB接続をしていない状態で行った方がいいです。
また、キーボードや交換用のGX REDリニアのアクセサリーパックには、スイッチ軸を取り外すキープラーが付属していますが、これがあまりにもお粗末な作り(使いにくい)なので、別途引き抜き工具を用意しておいた方がいいです。
付属のキープラーは使いにくいので、別途引き抜き工具を用意いした方がいい
自分の場合は、上記キーキャップ&キースイッチ引き抜き工具を所有しているのですが、このようなキープラーを持っておくと、キートップを外す時も非常に簡単に取り外す事が出来るので便利ですよ。
引き抜き工具を使ってスイッチ軸を上方向へ真っすぐ引き抜く
引き抜き工具を使ってスイッチ軸を上下に挟み込み、上方向へ真っすぐ引き抜くのがコツ。
少しでも斜めに引き抜こうとすると、スイッチ軸の脚部分が引っ掛かってしまい、上手く引き抜く事が出来ないです。
スイッチ軸を取り外した状態
上記写真は、G PRO Xゲーミングキーボード(G-PKB-002)のスイッチ軸を4ヵ所取り外した状態です。
キーボードの基板上には、スイッチ軸の脚部分が挿し込まれる穴が2カ所と、真ん中にはまり込む大きな穴が開いています。
また、大きな穴の上にはLED素子が見えます。
普通にスイッチ交換で少々乱暴に軸を扱っても、基板上のパターンが見えないので、パターンを剥がしてしまって誤作動を引き起こす可能性は低そうです。
GX BLUEクリッキーとGX REDリニア軸を見比べてみる
左側がGX REDリニア軸で、右側がGX BLUEクリッキー軸です。見た目の色で、簡単に判別出来ますよね。
この状態で軸を押しても大きな違いがハッキリと分かるくらい、両者には違いがあります。
GX REDリニア軸は、軽いタッチでスコスコと軸を押せ、クリック音が静かなのに対して、GX BLUEクリッキー軸の方は、軸を押すと「カチカチ」と明らかにクリックしている音がします。
G PRO Xゲーミングキーボード(G-PKB-002)にGX REDリニア軸を取り付ける
早速、GX BLUEクリッキー軸を取り外した部分に、GX REDリニア軸を取り付けていきます。
取り付け方は簡単で、軸の脚が基盤の穴にハマり込むように上から押し付けるだけです。手で押し付けるだけで固定出来るので、取り付け自体は簡単です。
ちなみに、必ずGX REDリニア軸へ全てのスイッチ軸を交換する必要はありません。何なら、写真のように一部だけGX REDリニア軸にする事も可能です。
GX REDリニア軸のアクセサリーパックには、G PRO Xゲーミングキーボード(G-PKB-002)のスイッチ軸全部交換出来る数だけGX REDリニア軸が入っています。(さらに、予備1個あり)
GX BLUEクリッキー軸のカチカチとしたクリック音を静かにしたいなら、全てのキーをGX REDリニア軸に交換するといいです。
全てのスイッチ軸をGX REDリニア軸に交換する事で、見た目はG PRO Xゲーミングキーボード(G-PKB-002)ながら、打鍵感がやわらかくなり、クリック音が無くなるので全く別物のキーボードに早変わり。
打鍵音や打鍵感など、どのスイッチ軸がいいかは好みの問題が大きく影響するので、全ての人に最適なスイッチ軸と呼べる物はありませんが、一般的に好まれているのはクリック音が静かで、打鍵感がやわらかい赤軸(GX REDリニア軸)です。
ただし、GX REDリニア軸にスイッチ軸を交換しても、キーを底部分まで押した時に鳴る底打ち音は、やはり大きく鳴ります。キーを強く押してしまい、底打ち音が気になる場合には、静音化リングを使って底打ち音を軽減させるようにしたらいいです。
まとめ:GX REDリニア軸に交換してクリック音が静かで、打鍵感がやわらかくなる
GX REDリニア スイッチ アクチュエーションポイント:1.9mm 押下圧:50g キーストローク:4.0mm
国内正規品には2年間メーカー無償保証付き
Logicool G「PRO X」 ゲーミングキーボード(G-PKB-002)には、「カチカチ」としたクリック感を楽しめる青軸「GX BLUEクリッキースイッチ」が元々付いていますが、折角このスイッチ軸を交換出来るので、打鍵感などを変えるために「GX REDリニアスイッチ軸」に交換してみました。
クリック音が少々うるさいと感じている方には、GX REDリニアスイッチ軸に交換して打鍵音を静音化するには、非常に軸交換は非常に有効です。
部分的にスイッチ軸を交換して、クリッキー軸とリニア軸混在のキーボードにする事も可能なので、自分好みで使い勝手のいいゲーミングキーボードが作れるので、スイッチ軸の交換はオススメですよ。
最終更新日:2022/03/14
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