大学生になると、レポートやプレゼンテーション、インターネット検索など、様々な用途で活用できるようになるのでパソコンは必需品となります。
しかし、一言でパソコンといっても種類やスペックが多くて、どんなパソコンを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
まずは、大学生がパソコンを選ぶ際に重視したいポイントを解説します。また、大学生向けパソコンのおすすめを紹介します。
大学生におすすめのパソコン選びのポイント
用途に合わせたスペックの選択
大学生が必要とする主な用途とは?
大学生がパソコンを使用する主な用途は、レポート作成やプレゼンテーション作成、調査や研究、メールやSNSの利用、オンライン授業の受講などが挙げられます。また、趣味や娯楽として、動画視聴やゲームプレイも行われることがあります。
これらのことを考えると、価格が極端に安いローエンドモデルのパソコンでも大丈夫と思われがちですが、最近のWebサイトなどはCPUパワーを必要としていることも多く、最低4年間は使うことを考えるとミドルエンドモデルのパソコンを選択するのが無難です。
基本的にはノートパソコンを選択する方が圧倒的に多いですが、後述しますが動画編集なども考えているならデスクトップパソコンを購入した方がいいケースもあります。
関連記事 「Windowsノートパソコン選び方のポイント!購入失敗しないために」
CPUやメモリ、ストレージなど、どのようなスペックが必要か?
レポート作成やプレゼンテーション作成、調査や研究、メールやSNSの利用など、一般的な用途においては今現時点(2023年3月時点)では、Intel Core i3・AMD Ryzen3以上のCPU、8GB以上のメモリ、256GB以上のストレージがあれば十分です。
CPUのシリーズ
Intel製 | AMD製 | |
ハイエンド | Core i9 Core i7 | Ryzen 9 Ryzen 7 |
ミドルエンド | Core i5 Core i3 | Ryzen 5 Ryzen 3 |
ローエンド | Pentium Celeron | Athlon A12,A10,A8,A6 |
このように見ると、CPUシリーズでミドルエンドの物が最低ラインと思っていいです。
CPUやメモリ、ストレージの意味については「CPU、ハードディスク、メモリの意味を別な物に置き換えて説明してみる!」を参考にしてもらえば。
ゲームや動画編集など、特定の用途に特化したパソコンは必要か?
ゲームや動画編集など、特定の用途に特化したパソコンは、その用途においてより高いパフォーマンスを発揮することができます。特に、ゲームにおいては、グラフィックス性能が重要となります。
しかし、一般的な用途にも対応できる汎用性の高いパソコンを選ぶことで、コストパフォーマンスを高めることができます。また、外付けのグラフィックスカードやストレージを追加することで、必要に応じてスペックをアップグレードすることもできます。
ただし、ノートパソコンの場合、この汎用性が非常に低くなるので、元からゲームや動画編集などを考えているなら、デスクトップパソコンを選択した方がいいでしょう。
関連記事「デスクトップPCとノートPCの違いは何?目的別・用途別の選び方を解説!」
持ち運びや使い勝手の良さを考慮する
大学生におすすめの持ち運びやすいパソコンのサイズとは?
大学生が持ち運びやすいパソコンのサイズは、13インチから14インチ程度がおすすめです。
これは、大きすぎず小さすぎず、持ち運びやすく、かつ作業に必要なスペースを確保できるためです。また、薄型で軽量なものが好まれます。
バッテリーの持ち時間や重さなど、注意すべき点は?
大学生がパソコンを持ち運ぶ際には、バッテリーの持ち時間や重さなどにも注意が必要です。
長時間の講義や図書館での作業に必要不可欠なため、バッテリーの持ち時間は8時間以上のものが望ましいです。また、重さは1.5kg以下が好まれます。これは、長時間の持ち運びや肩への負担を軽減するためです。
タブレットや2in1パソコンなど、持ち運びに適したタイプはあるか?
タブレットや2in1パソコンは、持ち運びに適したタイプとして注目されています。これらのパソコンは、軽量でコンパクトなため、持ち運びが容易です。
また、タブレットはタッチパネルで操作ができるため、ノートパソコンよりも直感的に操作できるというメリットがあります。2in1パソコンは、タブレットとノートパソコンの機能を併せ持っているため、用途に応じて使い分けることができます。
ただし、2in1パソコンはノートパソコンよりも高価な場合があるため、予算に合わせて選ぶ必要があります。
予算に合わせたパソコンの選択
大学生が必要とするパソコンの平均価格は?
大学生が必要とするパソコンの平均価格は、約10万円から15万円程度とされています。ただし、専門分野によっては高性能なパソコンが必要となる場合もあり、その場合はそれ以上の価格帯のものが必要となることもあります。
予算が限られている場合、どのようなパソコンがおすすめか?
予算が限られている場合、おすすめのパソコンは、軽量で持ち運びがしやすく、基本的な機能が使えるものです。
例えば、ChromebookやWindows 11 Sモード搭載のノートパソコンがおすすめです。これらのパソコンは、安価でありながら基本的な作業に必要な機能は備えています。
また、クラウドサービスを利用することで、ストレージ容量の心配もなくなります。
中古パソコンの購入は避けるべきか?
中古パソコンの購入は、避けるべきではありませんが注意が必要です。中古パソコンは、新品に比べて安価で購入できるため、予算が限られている場合には魅力的な選択肢となります。
しかし、中古パソコンには、故障や動作不良のリスクがあるため、購入前にしっかりとチェックすることが必要です。また、信頼できる販売店から購入することが重要です。
中古パソコンを購入する場合は、必ず動作確認を行い、保証期間やアフターサポートについても確認しておくことが大切です。
まとめ
今回、大学生向けのパソコンの選び方について解説しましたが、パソコンのスペックなど見ていく項目が多くて、少し難しい部分もあります。
パソコンのスペック的にIntel Core i3・AMD Ryzen3以上のCPU、8GB以上のメモリ、256GB以上のストレージがあれば、大学生が使用する目的に十分合います。
例えば動画編集なども考えているなら、Intel Core i7・AMD Ryzen7、16GBもしくは32GB以上のメモリ、1TB以上のストレージ程度にしないといけないです。
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