最近では、WindowsパソコンのOS起動ディスクとして、SSD(ソリッドステートドライブ)が多く使われるようになってきて、どんどんとSSDの需要は非常に高くなってきています。また、大容量のSSD自体の販売価格も下がってきています。
最近では、容量が1TBのSSDも手頃な値段になってきて、起動用OSに使用して多くのアプリをインストールしても容量不足に陥る事が無くなるのでは。様々なメーカーが販売しているSSDですが、「シリコンパワー 2.5インチSSD 1TB A55シリーズ」も評価の高いSSDです。
そんな、コスパに優れたSSD「シリコンパワー 2.5インチ SATA3 SSD 1TB A55シリーズ」のレビューです。
「シリコンパワー 2.5インチ SATA3 SSD 1TB A55シリーズ」のレビュー
シリコンパワーの2.5インチSATA3 SSD A55シリーズのラインナップ
SATA III 6Gb/s インターフェースを搭載しA55は数秒以内でPCやアプリケーションを起動させてくれます。
シリコンパワーの2.5インチSATA3 SSD A55シリーズの容量別ラインナップは、
- 64GB
- 128GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB
- 2TB
の6種類がありますが、64GBと128GBモデルは今現在のOS起動用と考えると、余りにも容量が少なく、256GBモデルと比べても価格差がほぼ無いので、256G以上のモデルが選択肢になってくると思います。
1TBモデルで1万円弱なので、1MB当り約12.3円と非常にコストパフォーマンスがいいSSDと言えます。
メーカー公表値
SSDの最大のメリットの一つである、読み込み・書込みの速さ。メーカー公表値では、シーケンシャルの最大読み込みが560MB/s、最大書込みが530MB/sとなっています。
また、SLCキャッシュテクノロジーを採用している事により、「より高速な書込みと耐久性向上、高寿命化を実現しています。
SLCキャッシュテクノロジーとは
TLCの一部を疑似SLCキャッシュとして利用する新しい「SLCキャッシュテクノロジー」を採用しています。 この新しいテクノロジ」は、データを書込み際に疑似SLCを介しデータ保存領域となるTLCへの書込みを行うことで、従来より高速な書込み速度を実現します。
更にA55は、全体的なパフォーマンス改善のために「DRAMバッファキャッシュ」を採用しています。 このテクノロジーでデータ保存領域となるTLCへの書込みを大幅に減らすことでSSDの耐久性向上と長寿命化を可能にしています。
ベンチマーク結果
「シリコンパワー 2.5インチ SATA3 SSD 1TB A55シリーズ」のベンチマーク結果です。
カタログスペックに近い、シーケンシャル速度が出ています。
メーカー公表のMTBFは、1,500,000時間となっています。
シリコンパワー 2.5インチSSD A55シリーズのレビュー等で気になる点
「シリコンパワー 2.5インチ SATA3 SSD A55シリーズ」で気になるレビューもありました。
大容量ファイルを扱うと速度が遅くなる。
4GBを超えるような大容量ファイルを頻繁に扱う場合、4GBがキャッシュ容量(メーカー公表は無し)っぽく、そのキャッシュを使い切るとアクセス速度が低下するとの事。
動画編集などで大容量ファイルを頻繁に扱うのなら、「シリコンパワー 2.5インチSSD A55シリーズ」を記憶媒体として使用するのは、少し気になるところです。
それ意外の使用用途であれば、気になるようなアクセス速度の低下は見られないでしょう。ちなみに、今2台自分は使用しています。今のところ不具合等は起こっていません。
3.5インチ変換ブラケットは付属していない
「シリコンパワー 2.5インチSSD A55シリーズ」には、2.5インチから3.5インチへの変換ブラケットは付属していません。もし、変換ブラケットが必要な方は、別途購入する必要があります。
まとめ:シリコンパワー 2.5インチSSD A55シリーズはコスパに優れたSSD
SATA III 6Gb/s インターフェースを搭載しA55は数秒以内でPCやアプリケーションを起動させてくれます。
容量が1TBのSSDも手頃な値段になってきて、起動用OSに使用して多くのアプリをインストールしても容量不足に陥る事が無くなるのでは。様々なメーカーが販売しているSSDですが、「シリコンパワー 2.5インチSSD 1TB A55シリーズ」も評価の高いSSDです。
ベンチマーク結果を見ても、メーカー公表速度に近い数値が出ており、販売価格も下がってきているので、「シリコンパワー 2.5インチSSD 1TB A55シリーズ」はコスパに優れたSSDと言えそうです。
更新日:2021/04/01
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