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【Logicool G913 TKLのレビュー】ワイヤレスの薄型メカニカルゲーミングキーボード!

4.5
【Logicool G913 TKLのレビュー】ワイヤレスの薄型メカニカルゲーミングキーボード! パソコン周辺機器

メカニカルキーボードで「ワイヤレス(無線)」と考えると、かなり選択肢が少なくなり、また、その無線接続が「Bluetooth以外」と考えると、さらに選択肢が少なくなります。

そして、ワイヤレスでメカニカルのTKLキーボードと考えると該当するキーボードは、現状であれば「Logicool G913 TKL」が選択肢となってくるのでは。

ただ、希望する機能を備えていても、販売価格がやはり高いのが少しネックです。

そこで、実際に「Logicool G913 TKL」の特長やメリット・デメリットを踏まえてレビューします。

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Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードの特長やスペック

▲画像引用:Logicool公式 G913 TKL
Logicool G(ロジクール G)
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革新的なデザインと設計のG913 TKLは、小型フォームファクター、LIGHTSPEEDプログレードのワイヤレス、薄型GLスイッチ、およびLIGHTSYNC RGBが特徴です。
テンキーレスの全力パフォーマンスがここにある。

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードの特長

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードの特長
Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードの特長
  • 薄型GLスイッチで高速タイピング
  • 無線接続で遅延を感じないLIGHTSPEED接続
  • TKL(テンキーレス)仕様のメカニカルキーボード

薄型GLスイッチで高速タイピング

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードの特長
▲画像引用:Logicool公式メカニカルゲーミングスイッチ

Logicool G913 TKLには、薄型のGLスイッチが使用されており、一般的なメカニカルキーボードに採用される事が多いCherryMX社のスイッチと比べて、Logicool独自の薄型のスイッチが採用されています。

選べるスイッチ軸は、GLタクタイル・GLリニア・GLクリッキーの3種類からとなっています。

GLタクタイルGLリニアGLクリッキーGX REDリニアGX BLUEクリッキーCherry MX赤軸
フィードバックタイプ確かなフィードバックスムーズ耳に心地よいクリック音スムーズ耳に心地よいクリック音スムーズ
アクチュエーションポイント1.5mm1.5mm1.5mm1.9mm2.0mm2.0mm
キーストローク2.7mm2.7mm2.7mm4.0mm4.0mm4.0mm
押下圧50g50g50g50g50g45g
▲GLスイッチとGX RED、Cherry MX赤軸の比較

薄型GLスイッチと比較するために、「Logicool G PRO Xゲーミングキーボード」で採用されている、GX BLUEクリッキー、その交換用スイッチ軸の「GX RED リニアスイッチ」、そして、Cherry MX赤軸の性能表になります。

薄型GLスイッチのアクチュエーションポイントは、全て1.5mmと非常に浅い位置で反応するようになっています。

また、キーストロークがGLスイッチの場合共通で2.7mmと浅いことも、特筆すべきポイントなのでは。

▲画像引用:Logicool公式メカニカルゲーミングスイッチ

キーストロークが浅いということは、その分キーを押し下げても最大で2.7mmしか押し下げれないと言えます。

浅いアクチュエーションポイントと浅いキーストロークが、素早くキーを押せるGLスイッチの最大の特長と言えます。

無線接続で遅延を感じないLIGHTSPEED接続

「Logicool G913 TKL」は、ワイヤレス(無線)接続によりパソコンと接続できるようになっていますが、そのワイヤレス接続にLogicool独自の超高速接続の「LIGHTSPEEDワイヤレス」接続を備えています。

専用USBドングル(レシーバー)とワイヤレス接続できるようになっていますが、さらに、Bluetooth接続も用意されているので、複数パソコンとの接続切替えにも対応しています。

TKL(テンキーレス)仕様のメカニカルキーボード

「Logicool G913 TKL」は、TKL(テンキーレス)仕様のメカニカルキーボードなので、コンパクト設計になっており、デスク上をキーボードが圧迫することがありません。

一般的なフルサイズキーボードと比べて横幅が狭いので、その分マウス操作をするスペースを広くとれるメリットがあります。

TKLキーボードはテンキーが無いので、一見キーボード操作に不満が出そうですが、「TKL(テンキーレス)キーボードを使うメリット!デメリットはほぼ解消出来る!」を読んで貰えば分かるとおり、ほぼTKLキーボードのデメリットを感じる機会は少ないのでは。

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのスペック

対応OSWindows / Mac OS / iOS / Android / Chrome OS
キー配列日本語配列(JP) / 91キー + 9キー(メディアコントロール等)
テンキー無し(テンキーレス)
接続方式2.4GHz無線(USB専用レシーバー) / Bluetooth / USB
大きさ幅 36.8cm × 奥行 15.0cm × 高さ 2.2cm
重量810g
バックライト機能有り・RGB
キースイッチメカニカル(薄型GL)
キー軸GLタクタイル / GLリニア / GLクリッキー
キーロールオーバーNキー
アンチゴースト機能
マクロ機能有り
メディアキー有り
オンボードメモリ5プロファイル
キーピッチ約19mm(実測値)
キートップの大きさ約12mm(実測値)
メーカー保証2年間無償保証
発売日2020年6月25日
▲参考:Logicool公式サイト G913TKL

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのメリット・デメリット

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボード
▲Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボード

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードを使う上での、メリット・デメリットを解説します。

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのメリット
  • コンパクトなTKLキーボード
  • 2種類のワイヤレス接続(低遅延のLIGHTSPEED / Bluetooth)
  • 高速タイピング可能なGL軸
  • 高級感溢れる見た目
  • 一般の人は入力しやすい日本語配列
  • 長時間持つバッテリー性能(ライトONでも40時間)
  • 操作しやすいメディアコントロールキーを搭載
Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのデメリット
  • 販売価格が高い
  • キーキャップのカスタマイズが出来ない
  • 充電用ケーブルがMicro-USB端子(最近はUSB Type-Cが主流)
  • キーバインド変更がF1~F12のファンクションキーしか出来ない

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードの見た目等

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革新的なデザインと設計のG913 TKLは、小型フォームファクター、LIGHTSPEEDプログレードのワイヤレス、薄型GLスイッチ、およびLIGHTSYNC RGBが特徴です。
テンキーレスの全力パフォーマンスがここにある。

G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのパッケージや見た目、付属品等を写真で解説していきます。

Logicool G913 TKLのパッケージ

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのパッケージ

Logicool G913 TKLワイヤレスゲーミングキーボードGLリニア軸のパッケージです。

販売価格が高い高級な部類に入るキーボードなので、パッケージが簡素だと残念な気持ちになりますが、しっかりとパッケージ自体も作られていますね。

パッケージを開封

G913 TKLのパッケージを開封

Logicool G913 TKLワイヤレスゲーミングキーボードのパッケージを開封。

TKL(テンキーレス)仕様のキーボードなので、コンパクトなパッケージになっていますが、パッケージを開くと幅一杯にキーボード本体が収められています。

Logicool G913 TKLの同梱・付属品

Logicool G913 TKLの同梱・付属品

キーボード本体の下に付属のケーブルやUSBドングル(レシーバー)、保証書等が収められています。

Logicool G913 TKLの同梱・付属品
Logicool G913 TKLの同梱・付属品
  • 有線接続用ケーブル(PC側USB Type-A / キーボード側マイクロUSB)ケーブル長:1.8m
  • USBドングル(レシーバー)
  • 取扱説明書
  • 保証書
  • 保証規定
  • Logicool Gステッカー

Logicool製品の構成と、ほぼ一緒の同梱物ですね。Logicool G913 TKLだからといって、特別な同梱品はありません。

付属のUSBドングル(レシーバー)

付属のUSBドングル(レシーバー)

付属の専用USBドングル(レシーバー)には、USB延長用コネクタが取り付けてあります。

後述するUSB充電ケーブルをこのUSB延長用コネクタに接続すると、パソコン本体とLogicool G913 TKL本体をワイヤレス接続するさいに、キーボード本体の近くにレシーバーをセットすることができるようになります。

パソコン本体とキーボードの間に遮断物があっても、上手くワイヤレス接続できるようにするための物です。

付属のUSB充電ケーブル

付属のUSB充電ケーブル

付属のUSB充電ケーブルは、片方がUSBの形状で、もう片方(G913 TKL本体接続側)がマイクロUSBの形状となっています。

ケーブル長は1.8mあるので、ほとんどの場合問題にならない長さなのでは。

ケーブル自体は柔らかい素材なので、充電目的、有線接続目的でもデスク上でそこまで邪魔にならない存在。

G913 TKLはワイヤレス接続できるキーボードなので、せっかくワイヤレス接続できるならそちらの方を利用したいですよね。(入力遅延が起きる心配がほぼ無いので)

G913 TKLの特殊キー(メディアコントロールキー等)

G913 TKLの特殊キー(メディアコントロールキー等)左側

G913 TKLゲーミングキーボード本体上部には、特殊キーが備わっています。

左上部のボタンの役目(左側から)
  • LIGHTSPEEDワイヤレス接続ボタン
  • Bluetooth接続ボタン
  • ゲームモードボタン(デフォルトでは、Windowsキー無効など)
  • LIGHTSYNC RGB輝度調整ボタン
G913 TKLの中央部
中央部のインジケーターの役目(上側から)
  • バッテリーの状態
  • CAPS LOCKの状態
右上部のボタン・バーの役目(左側から)
  • 巻き戻しボタン
  • 一時停止 / 再生ボタン
  • 早送り・スキップボタン
  • ミュートボタン
  • 音量コントロールバー

G913 TKL本体底面

G913 TKL本体底面

G913 TKLゲーミングキーボード本体底面には、特別な装飾や加工はなくシンプルな構造となっています。

滑り止めのラバーフィードが6カ所貼り付けてあり、本体重量も810gと思った以上にあるので、デスク上でキー入力時に本体が滑って困るということも少ないのでは。

G913 TKLの角度調整用脚

G913 TKLの角度調整用脚

G913 TKLゲーミングキーボードのチルト調整は、二段階調整ができるようになっていて、上記写真の場合が0°調整になっています。

G913 TKLの角度調整用脚

G913 TKLゲーミングキーボードの脚を立てることで、4°と8°の角度調整ができるようになっています。

USBドングル(レシーバー)収納

USBドングル(レシーバー)収納

底面には、USBドングル(レシーバー)の収納スペースも設けられています。

これで、G913 TKLゲーミングキーボードを持ち運ぶさいなど、置き場に困るUSBドングルを収納しておくことができるので、紛失なども防げますね。

G913 TKLの側面部分

G913 TKLの側面部分(充電口)

G913 TKLゲーミングキーボード本体前部左側には、充電用有線ケーブルを接続するためのマイクロUSB端子があります。

G913 TKLゲーミングキーボードの電源スイッチ

また、G913 TKLゲーミングキーボード本体前部右側には、電源スイッチがあります。

写真のように「赤」が見える状態だと電源OFFの状態で、「青」が見える状態だと電源ONの状態になります。

GLスイッチ(リニア)とキートップ(キーキャップ)

G913TKLのGLスイッチ(リニア)

一般的なCheryy MX互換スイッチなどとは、明らかに見た目から違いがあります。

ストロークが2.7mmとなっていることからも分かる通り、非常に薄型のGLスイッチ(リニア)です。

GLスイッチ(リニア)とキートップ(キーキャップ)

キートップも薄くスイッチにはめ込む構造もツメがあるので、何度も取り外しをしていると、そのうち「ツメが折れてしまうのでは?」。

キートップ(キーキャップ)が独自の構造となっているので、別のキートップに交換するなどカスタマイズ性は皆無なのは残念なところ。

GLスイッチ(リニア)の打鍵感は柔らかい印象で、たしかに静音性は高いですが、キーを強く押す方だと底打ち音がしてしまいます。

Cheryy MX互換スイッチ等であれば、「静音化リングを取り付けて底打ち音を軽減する」ことも出来ますが、このGLスイッチの場合はそのようなカスタマイズが出来ないですね。

他のTKLキーボードとG913 TKLの比較

他のTKLキーボードとG913 TKLの比較

Logicool G913 TKLワイヤレスゲーミングキーボードと他のTKLキーボードを実際に並べて比べてみました。

写真の上部に写っているのは、「Logicool K835 TKLメカニカルゲーミングキーボード」でG913 TKLと同一メーカーとなっています。

TKL(テンキーレス)のメカニカルキーボードということで、横幅はそこまで違いが見られませんが、キーボード上部にあるメディアコントロールキー等の有無によって、G913 TKLの方が奥行があります。

G913 TKLの奥行:15.0cm K835の奥行:12.7cm

G913 TKLの薄さ

G913 TKLワイヤレスゲーミングキーボードは、高さ2.2cmと非常に薄い設計となっているのが分かるかと。

薄型GLスイッチやアルミニウム合金で補強された薄い筐体の影響で、この薄いキーボードが出来上がっているのでしょう。

強くキーを打っても、たわむこともなく、しっかりとタイピングすることが出来ます。

G913 TKLとK835の比較

K835メカニカルゲーミングキーボードと、G913ワイヤレスメカニカルゲーミングキーボードの高さの比較になります。

明らかにG913のスイッチの高さが低くなっているので、さらにキートップも薄く、キーボード全体でも薄くなっているのが分かるのでは。(K835はチルト0°・G913はチルト8°)

Logicool G HUBでG913TKLの設定

Logicool G HUBでG913TKLの設定

G913 TKLワイヤレスゲーミングキーボードの設定自体は、「Logicool G HUB」のソフトウェア上で行います。

「Logicool G HUB」を起動すると、バッテリー容量が表示されているので、今現在のバッテリーの持ちが確認できます。

「Logicool G HUB」でG913TKLの設定変更

G913TKLのRGB(バックライト)設定を、LIGHTSYNC部分で変更できます。

G913TKLのバックライト発光

ハッキリ言ってこの部分は好みの問題になるので、お好きな設定を。

ウェーブさせたり、ランダムでカラーが変わるようにしたりと、色々プリセットも用意されています。

「Logicool G HUB」でキーバインド設定

割り当て部分で、G913TKLへ「コマンド・キー・アクション・マクロ・システム」が出来ます。

ただし、基本的に出来るのはF1~F12キーへの割り当てのみで、他のキーへ割り当てることは出来ません。

Logicool製品だと、基本的にはF1~F12キーへの割り当てのみの場合がほとんどです。
これが他のキーにも割り当て出来るようになると、個人的には唯一無二の存在になるのですが。

「Logicool G HUB」でゲームモードを設定

ゲームモードの部分で、キーボード上のゲームモードボタンを押した時のキーの無効化を設定することが出来ます。

デフォルトでは、Windowsキー・FNキー・コンテキストメニューキーが無効になるように設定されています。

Logicool G913 TKLのレビューまとめ

「Logicool G913 TKLワイヤレスメカニカルゲーミングキーボード」には当然、メリット・デメリットが当然あります。

Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのデメリット
  • 販売価格が高い
  • キーキャップのカスタマイズが出来ない
  • 充電用ケーブルがMicro USB端子(最近はUSB Type-Cが主流)
  • キーバインド変更がF1~F12のファンクションキーしか出来ない
Logicool G913 TKL メカニカルゲーミングキーボードのメリット
  • コンパクトなTKLキーボード
  • 2種類のワイヤレス接続(低遅延のLIGHTSPEED / Bluetooth)
  • 高速タイピング可能なGL軸
  • 高級感溢れる見た目
  • 一般の人は入力しやすい日本語配列
  • 長時間持つバッテリー性能(ライトONでも40時間)
  • 操作しやすいメディアコントロールキーを搭載
Logicool G(ロジクール G)
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革新的なデザインと設計のG913 TKLは、小型フォームファクター、LIGHTSPEEDプログレードのワイヤレス、薄型GLスイッチ、およびLIGHTSYNC RGBが特徴です。
テンキーレスの全力パフォーマンスがここにある。

メカニカルキーボード・TKL(テンキーレス)・ワイヤレス接続(低遅延)と考えた場合は、今現在販売されているキーボードの中で「Logicool G913 TKLワイヤレスメカニカルゲーミングキーボード」が唯一の存在かもしれないです。

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最終更新日:2023/03/20

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