iPhoneやiPadの容量には限界がるので、出来るだけ容量を開けようとする場合、クラウドストレージ・パソコン・USBメモリなど外部へデータを保存する方法が考えられます。
クラウドストレージやパソコンへデータをバックアップするには、少しだけ知識が必要な場合もあります。ならば、持ち運びしやすいUSBメモリへバックアップ出来ればと考えるのでは。
ただ、iPhoneやiPadのデータを一般的なUSBメモリにバックアップするには、そもそもiPhoneやiPadにはUSB端子が無いので出来ないという現実に直面します。
ならば、iPhoneやiPadに接続出来るLightning端子搭載のUSBメモリを探す必要があります。色々探してみても、よく分からない海外製の製品が多く信頼性の面で不安が残ります。
そんな中、日本のパソコ周辺機器販売メーカーのサンサワプライが販売元となっている、「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」というLightning端子搭載のUSBメモリ128GBを購入しました。
そこで、「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」の製品レビューをしていきます。
「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」128GBモデルのスペックやレビュー

「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」のスペック/動作環境

スペック
型番 | 600-IPL128GX3 |
サイズ | W12.6 × D46 × H8mm |
重量 | 約10g |
容量 | 128GB |
コネクタ | USB3.2 Gen1(USB3.1/3.0) Aコネクタ Apple Lightningコネクタ |
対応ファイル形式 | 動画:avi / flv / mkv / mov / mp4 / mpg / rmvb / wmv / 3gp / m4v / mpv 音楽:mp3 / wma / wav / aac / aif / aiff / cif / m4a 画像:jpg / png / bmp / gif / tif / tga / cur / ico / xbm 書類:Word / Excel / PPT / PDF /TXT |
製造国 | 台湾 |
保証期間 | 購入日より6ヶ月 |
取扱説明書 | なし(サンワサプライのWebサイトより取扱説明書PDFをダウンロード可) |
動作環境
Windows 10、8.1(32bit/64bit)、8(32bit/64bit)、7(32bit/64bit)※Windows11でも実機確認済み
Mac OS X 10.6~10.11、mac OS 10.12~10.15
iPhone13 / iPhone13 Pro / iPhone13 Pro Max / iPhone13 mini / iPhone12 / iPhone12 Pro / iPhone12 Pro Max / iPhone12 mini / iPhone 11 / iPhone 11 Pro / iPhone 11 Pro Max / iPhone XS / iPhone XS Max / iPhone XR / iPhone X / iPhone 8 / iPhone 8 Plus
12.9インチ iPad Pro(2017) / 10.5インチ iPad Pro / 9.7インチ iPad Pro / 10.2インチiPad / 9.7インチ iPad(2018/2017) / iPad Air(2019) / iPad Air 2 / iPad Air / iPad mini(2019) / iPad mini 4
iPod touch(第6世代)などのLightning端子を持つ機種
「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」の大きさや使い勝手

「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」の大きさが分かりやすいように、500円玉と並べてみました。
こう見ると、いかに「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」の本体サイズが小さく、携帯性にも優れているのかが分かるのでは。
「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」にiPhoneやiPadに接続して、保存してあるデータをバックアップするには、専用アプリの「iX Flash」が必要になってきます。

この専用アプリ「iXFlash」は、iPhoneやiPadに「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」を接続すると、自動でインストールされているかを検知してApp Store画面に「iXFlash」アプリを表示してくれるので、一々自分で探す手間が省けます。

専用アプリのインストールが終わると、プッシュ通知方法の設定が表示されます。
許可するか許可しないかは、好みで選べばいいです。

専用アプリ上から「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」のフォーマットも行えます。
「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」のエラーチェックと転送速度

新品で購入したUSBメモリやMicro SDカード等は、使い始める前にエラーが無いかパソコンを使ってチェックすることをオススメします。
ストレージのエラーチェックには、Check Flashを使ってエラーチェクをするといいです。
使い方に関しては、下記記事を参考にして下さい。

「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」のエラーチェックに約4時間掛かりましたが、初期不良等は無かったようです。
ここでエラーが発生しているようであれば、初期不良として返品・交換したりできるので。

Windows11に「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」を接続すると、すぐに認識してパソコンから読み書き出来る状態になっています。
「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」の転送速度は、CrystalDiskMarkを使って転送速度の測定を行います。
ただ、USBメモリやSDカードの測定を行うさいに、パソコンにインストールされているウィルスチェックアプリとCrystalDiskMarkの相性があったりするみたいで、CrystalDiskMarkのチェックが終わらないケースも考えられます。
そこで、今回接続しているWindows11の「Microsoft Defender ウィルス対策」を一時的に無効にしてから、CrystalDiskMarkで「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」の転送速度の測定を行いました。

「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」のベンチマーク結果になります。
- シーケンシャル読み込み 139.57MB/秒
- シーケンシャル書き込み 17.56MB/秒
- ランダム読み込み 12.42MB/秒
- ランダム書き込み 測定不能
「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」の読み込み性能に関しては、まあこんなものかという程度。この読み込みスピードがあれば、実用上問題無いレベルなのでは。
ただ、書き込み性能に関しては。
シーケンシャル・ランダムともに書き込み速度が、極端に遅いような気がします。

一応、「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」のベンチマーク測定をしたログを残しておきます。
「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」でバックアップは簡単にとれる

「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」のベンチマークでは少々疑問が残る結果でしたが、iPhoneに接続してバックアップをとると問題無く動作しています。
バックアップ後パソコンに接続して中身をみたら、きちんとバックアップしてある画像ファイル等が表示・確認出来ていますので、今のところ問題な無く使えています。
耐久性に関しては、今後使用していくので、また分かり次第追記していきます。
まとめ:iPhoneやiPadの写真・動画ファイルを簡単にバックアップ出来る
iPhoneやiPadに接続出来るLightning端子搭載のUSBメモリは、よく分からない海外製の製品が多く信頼性の面で不安が残ります。
そこで、日本のパソコ周辺機器販売メーカーのサンサワプライが販売元となっている、「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」というLightning端子搭載のUSBメモリ128GBを購入したのでレビューしてみました。
ベンチマーク測定をしたら、現時点で書き込み性能に関して不満(測定のしかたが悪いのかもしれませんが)がありますが、それ以外の点(扱いやすさや読み込み速度など)は問題無いレベルです。
iPhoneに「PIODATA iXflash 600-IPL128GX3」を挿して、アプリのバックアップボタンをタップするだけで、簡単にバックアップがとれるのは便利ですね。
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