【Windows11】突然「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が高くなる場合がある！

Windows11を使用していて、たいした作業をしていないのにタスクマネージャーを見ると、シングルコアの使用率が100%近くに。

CPUの使用率が高くなっていたプロセスを見ると、「Shell Infrastructure Host」というプロセスが原因になっていました。

では、この「Shell Infrastructure Host」というプロセスは何なのか、そして、どうしてCPU使用率が高くなっているのかを調べてみました。

「Shell Infrastructure Host」とは？

Shell Infrastructure Hostは、Windowsシェルエクスペリエンスホストと連携してWindowsの様々なユーザーインターフェースを制御する標準プロセスです。具体的には、スタートメニュー、コンテキストメニュー、通知のポップアップ、特定の視覚効果、デスクトップのスライドショーなどのUI機能に関わっています。

引用：ITHOOK

「Shell Infrastructure Host」は、Windowsの標準プロセスとして動いていて、ユーザーが何かしらの動作をさせると、Windowsシェルエクスペリエンスホストと連携して動くプロセスということです。

Windows標準プロセスということで、一時的に停止させたりすることが出来ないプロセスになります。

「Shell Infrastructure Host」の異常CPU使用率

タスクマネージャーを起動させプロセス欄にある「Shell Infrastructure Host」を見ると、CPU率は約10%とこの数値だけちょっと動いているなという程度なので、ひょっとしたら気にしない人もいるかもしれません。

ただ、タスクマネージャーのコアごとのパフォーマンスを見てみると、シングルコアだけ100％と少しおかしな動作をしています。

自分が使用しているCPUだとi9-10900なので、10コア20スレッドのCPUなのでCPU全体の使用率で見るとそこまでな数値ですが、コア数が少ないCPUだった場合一気にCPU使用率が跳ね上がるのでは。

仮に4コアのCPUだと、CPU使用率は約25%以上になっていると予測できますね。

「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が異常になった時の原因の考察

必ずしも毎回Windows11を起動した後に、「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が高くなるわけではありません。

色々原因を探していると、海外のマイクロソフトコミュニティにヒントが。

参考サイト 「マイクロソフトコミュニティ」

「Shell Infrastructure Host」のCPU異常使用率が起こる前には、エクスプローラーから画像ファイルをWindowsのフォトアプリで開いています。

たぶん、このWindows標準のフォトアプリが「Shell Infrastructure Host」CPU使用率が高くなっている原因なのでは。

完全な確証は得られませんが、かなりの確率でWindowsフォトアプリが影響（バグ？）していると考えています。

「Shell Infrastructure Host」が異常CPU使用率になった場合の対処方法

今現在（Windows11 バージョン21H2）で「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が異常になった場合、Windows自体の再起動やスリープからの復帰で、同様の症状は見られなくなっています。

もしくは、一時的にCPU使用率を下げたい場合は、既定のアプリの変更で「フォト」アプリから「ペイント」等へ変更し、再度、「フォト」アプリに戻してあげると以上になったCPU使用率を正常に戻せます。

まとめ：「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が高くなったら、再起動・スリープで対処

Windows11バージョン21H2の状態で、「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が高くなったら、再起動もしくはスリープし復帰を行うことで、CPU使用率異常は解消されます。

Windowsパソコンが重い？と感じたら、タスクマネージャーでプロセスを確認してみるといいです。

もし、プロセス欄で「Shell Infrastructure Host」のCPU使用率が高いようであれば、取り敢えず再起動もしくはスリープからの復帰を試してみるといいですよ。