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【ロジクール MX Keys Miniのレビュー!】コンパクトでお洒落なキーボード

4.5
【ロジクール MX KEYS MINIのレビュー!】超コンパクトで見た目もお洒落なキーボード パソコン周辺機器

ロジクール製品の中で、フラグシップモデルに位置されるMASTERシリーズ。そのMASTERシリーズは、製品名の頭に「MX」が冠されています。

そんな、ロジクール製品で「MX」が冠されたテンキーレスキーボードが「MX Keys Mini」です。

フルサイズキーボードの「MX Keys」から見た目の質感や機能性などをコンパクトに凝縮した、ワイヤレステンキレースキーボードの「MX Keys Mini」をスペックや特長を交えながら、製品レビューしていきます。

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ロジクール MX Keys Mini(KX700)のスペックや特長

▲画像引用:Logicool公式サイト

ロジクール MX KEYS MINI(KX700)スペック

対応OSWindows 10, 11以降 / macOS 10.15以降 / Chrome OS / Linux / iOS 13.4以降 / Android 5.0以降
キー配列日本語配列(JP) / 83キー
テンキー無し(テンキーレス)
接続方式2.4GHz無線(USB専用レシーバー) / Bluetooth
本体サイズ幅 約296mm x 奥行 約132mm x 高さ 約21mm
重量約506g
バックライト機能有り(1色)
キースイッチシザーキー(パンタグラフ式)
キー軸
キーロールオーバー
アンチゴースト機能
マクロ機能
メディアキーファンクションキーと併用
オンボードメモリ
キーピッチ約19mm(実測値)
キートップの大きさ約12mm(実測値)
キーストローク1.8mm
メーカー保証2年間無償保証
発売日2021/11/11
▲参考:Logicool公式サイト MX KEYS MINI(KX700)

特長

MX Keys Mini(KX700)の特長
  • コンパクトながら高級感溢れる見た目
  • 最大3台と接続できるマルチデバイス対応
  • 新しいキーボードショートカット機能

元々フルサイズキーボードである「MX Keys」が先に発売されており、お洒落な見た目や心地よい打鍵感、機能性などから非常に人気のあるキーボードです。

そのフルサイズキーボード「MX Keys」の見た目や心地良い打鍵感・機能性などはそのままに、テンキーレス仕様でコンパクトサイズに凝縮されたのがロジクール「MX Keys Mini」です。

ロジクール MX Keys Mini(KX700GR)のレビュー

ロジクール MX KEYS MINI(KX700GR)のレビュー

ロジクール MX Keys Mini(KX700)のカラーは、ペールグレー(KX700PG)・ローズ(KX700RO)・グラファイト(KX700GR)の3色展開されています。

今回は、MX Keys Miniのグラファイト(KX700GR)で製品レビューしていきます。

同梱・付属品

ロジクール MX KEYS MINI(KX700GR)の同梱品
ロジクール MX Keys Mini(KX700GR)の同梱・付属品
  • 充電用USB Type-Cケーブル(長さ約1m:PC側 USB Type-A)
  • 保証書
  • 保証規定・バッテリーの廃棄方法

見た目等

ロジクール MX KEYS MINI(KX700GR)の見た目等

メタルプレートの本体に覆われた作りで、チープさを一切感じさせない見た目で、マットな質感ながらサラサラとした感触のキーのキーボードとなっています。

テンキーレスキーボードに位置されますが、カーソルキーが小さく通常のそれと異なる場所に配置されています。

また、通常FNキーの位置は右側に配置されている事が多いですが、この「MX Keys Mini(KX700GR)」は左側Ctrlキーの横に配置されているので、その使い勝手に慣れが必要なのでは。

底面部

MX KEYS MINI(KX700GR)の底面部

底面には、滑り止めのラバーが5カ所取り付けてあります。これにより、デスク上でキー入力時に滑って困るということもないですね。

ただ、キーボードでよくある高さ調整用のチルト機能はないです。

傾斜角度

MX Keys Mini(KX700GR)の傾斜角度

底面部で分かるとおり一部分が出っ張っていて(内臓リチウムポリマーバッテリーなどが入っている)、この部分があることで手前側から奥側へ約6°の傾斜があります。

キーボード本体が薄型(最薄部で6mm)なので、パームレストを使うと逆にキーを押しずらいと感じるのでは。

デスクに余計な物を置く必要が無いという点ではミニマリスト向けと言えますが、パームレストを使うとキー入力しずらくなるという点で、長時間のキー入力作業で疲れてしまうという欠点も。

キーボード右上部にある電源スイッチと充電コネクター

キーボード右上部にある電源スイッチと充電コネクター

キーボード右上部には、電源スイッチと充電ポートがあります。

また、MX Keys Mini(KX700GR)の充電ポートはUSB Type-Cの形状となってるので、表裏を区別せずに挿せるのはいいですね。

付属のUSBケーブルは充電用ケーブルとなっており、PCと接続してもMX Keys Mini(KX700GR)は有線接続にはならないです。

MX Keys Mini(KX700GR)の充電中

電源スイッチは物理スイッチになっていて、電源ON状態になると緑色にインジケーターが点灯するので、目視で電源ON/OFFの状態が確認できます。

ちなみに、MX Keys Mini(KX700GR)の充電時には、緑色のインジケーターがゆっくりと点滅するので充電状態が分かります。

MX Keys Mini(KX700GR)の満充電にかかる時間は約4時間です。

打鍵感や打鍵音

MX Keys Mini(KX700GR)の打鍵感や打鍵音

キートップが丸形に凹んでいて、この凹みがちょうど指先(指の腹)部分にジャストフィットして、キーと指が吸い付くような感触で気持ちがいいです。

シザーキー(パンタグラフ式)キーボードということでキーストロークが1.8mmと浅いですが、押下圧は60±20gと遊びが大きすぎて打鍵感に少しバラツキを感じることも。

ただし、一般的なシザーキー(パンタグラフ式)キーボードと比べると、打鍵感は非常にいい方です。

普段、メカニカルキーボードを使っているので、メカニカル式と比べると余計にそう感じるだけで、普段ノートパソコンやメンブレン式のキーボードを使っている方は、MX Keys Mini(KX700GR)の打鍵感を心地よく感じるのでは。

打鍵音に関しては、ノートパソコンのキーボードを想像してもらうと一番分かりやすいです。

一般的なテンキーレスキーボードとの大きさ比較

一般的なテンキーレスキーボードとの大きさ比較

MX Keys Mini(KX700GR)と一般的なテンキーレスキーボードの大きさを比較した写真です。

写真に写っているのは、MX Keys Mini(KX700GR)と同じロジクール製の「G913 TKLワイヤレスキーボード」になります。

フルサイズキーボードと比べてテンキーレスキーボードは、テンキー部分は省かれているのでコンパクトになっていますが、さらにMX Keys Mini(KX700GR)はカーソル部分がまるごとなくなっているので、テンキーレスキーボードよりさらにコンパクトになっているのが分かるのでは。

MX Keys Mini(KX700GR)とMX ERGO
▲MX Keys Mini(KX700GR)とトラックボールマウス「MX ERGO」

主要なキーの大きさ(約12mm)やキーピッチ(約19mm)は変わらないので、コンパクトになったからと言ってキーが打ちにくくなっていないことが分かります。

キーボード自体をコンパクトにするうえで、キーの大きさ自体が変わっていないので、キーの入力作業を犠牲にしないように配慮されながら、極限までコンパクトにしていることが伺えます。

60%キーボードというファンクションキー自体もないキーボードも存在しますが、やはり文字入力作業では不便さを感じる部分があります。

しかし、このMX Keys Mini(KX700GR)にはファンクションキーが存在するので、文字入力作業をする上で必要最低限を備えているまさにミニマリスト向けのキーボードと言えるのでは。

特にミニマリストがデスク上の最小スペースだけで作業する場合、トラックボールマウスとの相性は抜群と言えますね。

イルミネーション機能

MX Keys Mini(KX700GR)のイルミネーション機能
▲MX Keys Mini(KX700GR)のイルミ非点灯状態

MX Keys Mini(KX700GR)には、イルミネーション(バックライト)機能が搭載されています。

暗い部屋でキーボードに手をかざすと、近接センサーが反応して自動で明るさを調整し、キーを認識しやすくする機能です。

MX Keys Mini(KX700GR)のイルミネーション点灯時
▲MX Keys Mini(KX700GR)のイルミ点灯状態

部屋の明かりが暗くても、キーボードの視認性が高くなります。ただ、このイルミネーション機能を常時ONにしている状態だとバッテリー満充電の状態で約10日ほど使用出来ます。

しかし、イルミネーション機能をOFFにしていた場合、バッテリー満充電の状態で約5か月使用できる設計になっています。

バッテリーの持ちを重視するか、キーボードの視認性をとるかは好みに分かれますね。

常に部屋が明るい状態で使ったり、常にタッチタイピングをしている状態なら、あまり必要と感じない機能ですが。(見た目はおしゃれに見えますけどね)

最大3デバイスとのマルチペアリング機能

最大3台とのマルチペアリング機能

3デバイスとのマルチペアリングに対応しており、その切替えはF1~F3キーを押すだけという簡単仕様(デフォルト状態)となっています。

2.4GHzワイヤレス接続(Logi Bolt)とBluetooth接続の2種類で複数デバイスと接続できるので、WindowsパソコンとMac、iPhoneやandroidなど接続出来るのは便利ですよね。

ただし、2.4GHzワイヤレス接続するためにはLogi Bolt USBレシーバーが別途必要となっています。

Logi Bolt USBレシーバーとの接続設定」自体はとても簡単ですが、このLogi Boltが下位互換が無いため、以前まで同様の機能をしていたUnifyingレシーバー対応機器との接続(ペアリング)が出来ないのは痛いところ。

簡単に言えば、Unifyingレシーバー対応のマウスとMX Keys Mini(KX700GR)をLogi Boltレシーバーで使用するためには、USBポートが2カ所必要になってきます。

まだLogi Boltレシーバー対応のデバイスが少ないですが、今後増えてくるでしょうからそれまでは我慢するしかないですね。

キーの耐久性は決して高いとは言えない

キーの耐久性は低い

キー自体はシザーキー(パンタグラフ式)となっているので、メカニカルキーなどと比べたら耐久性が低いことは分かっていますが、ロジクールの仕様表を見ると耐久性として標準キーが1,000万回、ファンクションキーが500万回となっています。

他メーカーのパンタグラフ式キーボードなどを調べると、エントリーモデルで1,000~2,000万回というものもあるので、販売価格から考えるとキーの耐久性は決して高くないです。

ただし、MX Keys Mini(KX700GR)の製品保証が2年となっているので、キーの耐久性が低くもし壊れた場合でも、長い保証期間を考えれば安心して使えますね。

まとめ:お洒落な見た目以上に機能性を備えたテンキーレスキーボード

ロジクール製キーボードの中でも、フラグシップモデルの位置づけになっている「MX Keys Mini(KX700GR)」。

ミニマリストの心を揺さぶるコンパクト設計ながら、フルサイズキーボードの「MX Keys」の見た目のお洒落さや機能性をぎゅっと凝縮したモデルです。

コンパクトになったからと言って何かを犠牲にしているわけでもなく、テンキーレスキーボードでワイヤレスと考えると一つの候補になってくるのでは。

特にシザーキー(パンタグラフ式)のキーボードの打鍵感などが好みで、複数台のパソコンと接続を考えているなら最適なテンキーレスキーボードと言えます。

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最終更新日:2023/12/28

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B-K

パソコン歴37年。Windowsパソコンをソフトウェア・ハードウェア両面からサポートしています。
パソコン周辺機器のレビューなどもしています。
少しでもお役に立てば幸いです。

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コメント

  1. 向田工事 より:

    PrintScreenキーが無いようですが、このキーを使うにはどうしたらいいのでしょうか?

    • B-K B-K より:

      デフォルトでは、PrintScreenキーは無いです。
      F8にWindowsのSnipping Toolが立ち上がる機能が割り当てられていますが、Logicool Options(ソフトウェア)でF8にプリントスクリーンの機能を割当てて使うなどの工夫はいります。

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