Windows10の無償アップグレード提供からもう少しで1ヶ月経とうとしています。新しいパソコンを自作などで作るさいに、OSをインストールしないといけません。
普通ならDSP版をインストールして費用を安く抑えるところですが、Windows10に限っては必ずしもそうとは限りません。
2015年9月4日よりWindows10のパッケージ版が販売開始されますが、このWindows10 HOMEに限ってはこのパッケージ版の方がDSP版より格段に安いです。
2015年11月6日(金)より、パッケージ版の価格が値上げされます。
Windows10の販売形態
通常パッケージ版といえば、1台のパソコンになら制限が無くインストールする事が出来ます。そして、過去のWindowsOSにおいても同じように制限がありませんでした。
しかし、その反面価格が高く自作パソコンに新規でOSを入れる場合は、DSP版のWindowsを選択されていました。
ちなみにDSP版とは、一緒に購入したパソコンのパーツ類を同時に使う事でパソコンにインストール出来る条件付きのライセンスになっています。
そのパーツ類を使っている状態なら、特段制限があるわけではないですが、そのパーツが壊れたりして使えなくなった場合には、DSP版のOSもライセンス契約上は使えなくなります。
しかし、その分OSの販売価格が安く抑えられているので、手軽に自作PCを作る事が出来るメリットがありました。
Windows10 DSP版
もちろん、Windows10のDSP版はすでに販売されており、パソコンパーツをバンドルした状態で販売されています。
Windows10 HOME DSP版の価格は、大体17,000円前後です。
Windows10 パッケージ版
2015年9月4日より販売開始ですが、マイクロソフトのアナウンスによるとWindows10 HOMEのダウンロード版・パッケージ版(USBフラッシュドライブに32bit/64bit版同梱)共に、14,904円(税込)となっています。
今現在(2019年2月時点)でのWindows10の最新バージョンは、Windows10 Octobar 2018 Update(1809)と、記事記載時点と大きく変わっています。
記事記載時点では、価格面においてDSP版の価格を下回っています。
パッケージ版とDSP版のどちらを購入すべきか?
Windows10 HOMEに限っては、DSP版を購入するメリットがほぼ見当たりません。
パッケージ版の方が安く、さらにライセンスの問題も有りません。
しいて上げれば、販売されるのが2015年9月4日という事ぐらいでしょうか。
しかし、あと2週間程度でパッケージ版が販売開始される(執筆時点)のでその期間を待てるかどうかしかありません。
まとめ
もし、今からWindows10のパソコンを作るなら間違いなく9月4日販売開始のパッケージ版を購入する方がいいでしょう。ライセンス問題だけでなく、OSを購入する金額も抑えられるのが最大のメリットです。
デメリットは、販売開始まで(と言ってもあと2週間程度ですが)待つ必要がある位でしょうか。どうして、このような価格設定になっているのか謎ですが、間違いなくWindows10 HOMEを購入する事に関してはパッケージ版をオススメします。
最終更新日:2019/11/11
コメント
やはりDSP版が安いですよ。バンドル品も実際には関係ないから捨てるだけです。まぎわらしい記事は削除してください。
>Sachu Moriさんへ
記事作成時点、です。
Windows10のバージョンによっては、価格に違いが出たりしています。
また、為替の変動によって販売価格も大きく変動したりします。
メーカー希望小売価格等がありませんので、ユーザー側が販売価格の変動を見極めて、必要なバージョンの物を購入する必要があります。
>バンドル品も実際には関係ないから捨てるだけです。
DSP版のライセンス関係を見直した方がいいですよ。動作上関係はありませんが、使用する上でのMicrosoftとのライセンス契約的には…
2015年9月4日にパッケージ版が販売開始されたと同時に、DSP版の販売価格は当然下がっています。 御自分で"販売(実売)価格の変動を見極めて"と・・・。
ライセンス契約も独占禁止法との絡みで一般的にはどうでも良い範囲です。
記事作成時点をを遥かに過ぎているのだから、削除しなさいと言っているのです。
2018/05/02現在、パッケージ版の方が安いですね
時期によって価格は変動しますし…
※ただDSP版は指定のパーツを搭載しないと認証してくれないしパーツ自体が産廃みたいな物なので私だったら選択肢に入れないですね…
結論を言うと…値段に限らずパッケージ版を購入するのが一番無難でベストだと思います